今日は、人類が火星に行くためのプロジェクトの一環として
MARS500(マース500)プロジェクト
の実験に使われたところへ行った。
やはり古めかしいレンガ造りの建物の中に
いきなりそれはあった。
まずプロジェクトの心理学面でのチーフの心理学者に会った。
彼女は人間性の面で、宇宙飛行士に向いているか否かを
いろいろな面から分析して見極める博士。
話をしているととてもあたたかい、優しい人。
にこやかでとっても話しやすかった。

実は彼女、昔はスポーツ選手で、宇宙飛行士を目指したひとり。
(メディカルチェックで通らなかったそうだ)
で、僕も適正試験をしてもらうことに。
パソコンを使ってたくさんの質問(英語)に応えていく。
だんだん複雑になっていくが最後まで応える。
で、結果・・・・・
・・・ごめんなさい、この結果はまだここでは言えません。
10月放送のNHKテレビを見てください。
ちなみに「僕は気が短い人間なんだよ。」と伝えてみると。
「気が短いということを自分で知ってコントロールできる人間なのよ」
と、見透かされたように言われた。
ちょっと嬉しい。
「あなたは家族のことを想うと同時に、国のことも気にしている」
とも。
さて、次は大変な実験棟へ。
火星に行って帰るには520日かかるという。
驚いたことにロシアではすでに
6人のメンバーを閉鎖環境に閉じ込めた実験をしていたのだ。
しかも520日も! 信じられない!


閉鎖環境棟の入り口
520日間、窓も無いところに閉じ込められ、外に出ることはできない。
もちろん外の人間と通信以外では接触できない。
途中、さまざまなトラブルも自分たちでクリアしていきながら生活していく。
そして別室でその一部始終がモニターされている。
実は今、僕とちっち(5歳の息子は)アニメ「宇宙兄弟」にハマっている。
いまそのアニメでは閉鎖環境試験の場面が続いている。
まさにあれの大規模版の本物に僕は居る。
これも大感動だ!
実際に520日そこで過ごしたロシア人メンバーに案内してもらいながら話を聞いた。

中は木製の壁


ダイニング

リビング
ここに520日閉じこもる。
強靭な精神力だ。

寝室の並んだ廊下

寝室
中に居たのは1時間ほどだったけど取材スタッフの一人は、それだけでもイライラドキドキして動揺していた。
僕は何も感じなかった。 結構平気かも。

外に出る
それから火星の地表に降り立ったという想定の作業訓練の場所も紹介してくれた。
ここは思ったより狭くて可愛い場所。

火星の表面の想定
とにかく昨日のソユーズとISSのドッキングシミュレーションといい、宇宙食といい、
今日の閉鎖環境といい、
本物を体験させてもらうことのスゴさに大感激!
もちろんこれらは普通は一般の人間には見せてもくれない。
特別に報道の許可を取った上でなし得ているのだけれど、
昔のソ連、ロシアでは有り得ないことだ。
世の中ずいぶん変わったようだ。
そして宇宙好きの僕にとってこんな体験をさせてもらえるなんて、
もっともっと宇宙にハマっている多くの人たちに申し訳ないほどの名誉なことだ。
この貴重な経験で感じたことを大切にレポートして、
いろいろな役に立ちたいと思う。
明日はまた別の取材!




MARS500(マース500)プロジェクト
の実験に使われたところへ行った。
やはり古めかしいレンガ造りの建物の中に
いきなりそれはあった。
まずプロジェクトの心理学面でのチーフの心理学者に会った。
彼女は人間性の面で、宇宙飛行士に向いているか否かを
いろいろな面から分析して見極める博士。
話をしているととてもあたたかい、優しい人。
にこやかでとっても話しやすかった。

実は彼女、昔はスポーツ選手で、宇宙飛行士を目指したひとり。
(メディカルチェックで通らなかったそうだ)
で、僕も適正試験をしてもらうことに。
パソコンを使ってたくさんの質問(英語)に応えていく。
だんだん複雑になっていくが最後まで応える。
で、結果・・・・・
・・・ごめんなさい、この結果はまだここでは言えません。
10月放送のNHKテレビを見てください。
ちなみに「僕は気が短い人間なんだよ。」と伝えてみると。
「気が短いということを自分で知ってコントロールできる人間なのよ」
と、見透かされたように言われた。
ちょっと嬉しい。
「あなたは家族のことを想うと同時に、国のことも気にしている」
とも。
さて、次は大変な実験棟へ。
火星に行って帰るには520日かかるという。
驚いたことにロシアではすでに
6人のメンバーを閉鎖環境に閉じ込めた実験をしていたのだ。
しかも520日も! 信じられない!


閉鎖環境棟の入り口
520日間、窓も無いところに閉じ込められ、外に出ることはできない。
もちろん外の人間と通信以外では接触できない。
途中、さまざまなトラブルも自分たちでクリアしていきながら生活していく。
そして別室でその一部始終がモニターされている。
実は今、僕とちっち(5歳の息子は)アニメ「宇宙兄弟」にハマっている。
いまそのアニメでは閉鎖環境試験の場面が続いている。
まさにあれの大規模版の本物に僕は居る。
これも大感動だ!
実際に520日そこで過ごしたロシア人メンバーに案内してもらいながら話を聞いた。

中は木製の壁


ダイニング

リビング
ここに520日閉じこもる。
強靭な精神力だ。

寝室の並んだ廊下

寝室
中に居たのは1時間ほどだったけど取材スタッフの一人は、それだけでもイライラドキドキして動揺していた。
僕は何も感じなかった。 結構平気かも。

外に出る
それから火星の地表に降り立ったという想定の作業訓練の場所も紹介してくれた。
ここは思ったより狭くて可愛い場所。

火星の表面の想定
とにかく昨日のソユーズとISSのドッキングシミュレーションといい、宇宙食といい、
今日の閉鎖環境といい、
本物を体験させてもらうことのスゴさに大感激!
もちろんこれらは普通は一般の人間には見せてもくれない。
特別に報道の許可を取った上でなし得ているのだけれど、
昔のソ連、ロシアでは有り得ないことだ。
世の中ずいぶん変わったようだ。
そして宇宙好きの僕にとってこんな体験をさせてもらえるなんて、
もっともっと宇宙にハマっている多くの人たちに申し訳ないほどの名誉なことだ。
この貴重な経験で感じたことを大切にレポートして、
いろいろな役に立ちたいと思う。
明日はまた別の取材!



