ちっち（５歳の息子）は宇宙が大好き。
JAXA のこともよく知っている。
大人用の図鑑をいつも見ている。
「はやぶさ」にもとても詳しい
廃材でちっちが作ったはやぶさたち
ちっち作 はやぶさ
ちっちが描いた「太陽系とボイジャー図」
そんな中、先日仕事のはなしで、（まだ仕事になったわけではないが）
JAXA の人が我が家に来た。
「JAXAの人がパパに会いに来るんだよ」
と、ちっちに言ったら、
もう大興奮！
「JAXAの人と話がしたい、会いたい！宇宙の話をしたい！」と、ちっち。
だからその日は幼稚園は早退させることにした。
で、当日ミーティングをしている途中、
ちっちは早々と幼稚園から帰って来て、
当たり前に僕らの部屋に入って来て、いきなり
「ずっと前のH2ロケットの失敗の原因はわかっていますか？
エンジンの中の液体酸素と液体水素が混ざる時間がずれてしまったから
爆発してしまったんですよね」
と、目をキラキラさせながら話した。
さらに、「このあいだは、ドラゴンが国際宇宙ステーションとドッキングしましたね」と続けた。
それから自作の、紙を筒状にした模型をもってきて、
「これは「きぼう」で、この中で実験をするんです」とか。
（「きぼう」は国際宇宙ステーションの日本の実験棟）
とても５歳の話とは思えないけど。
JAXA の人たちはそんなちっちをとてもあたたかい目でみつめて、
一言一言、真剣に聴いてくれて、
真剣に応えてくれた。
たとえばちっちが
「宇宙の最初にあったのはヘリウムですよね」
と言ったのに対し、JAXA の人は
「最初にあったのがヘリウムというわけではないけど、最初の爆発によってヘリウムが生じたから、あながち間違いともいえないなあ」と。
いいぞ！JAXA !
本当にいい！真剣に応えてくれる！
子供だからと、適当にしない。
こういうところが、やっぱり思った通りのJAXA の人たちだった。
小さな人間の大きな夢に対して、大きな共感を持ってくれている。
そんなやり取りこそが普段僕が理想に思っている形だから、
それだけでとってもいい気持ちだった。
最近、宇宙飛行士になりたい、パイロットになりたい、
という子供はほとんどいないという。
今どきの子供はずっと現実的、堅実的なのだそうだ。
！それじゃあつまらないではないか！
きっと家庭内の会話も現実的、堅実的で、
大きな夢物語は「無理無理！」とハナっから相手にされなかったり、
最初から夢物語が生まれる空気も薄いのかもしれない。
！そんなんじゃあ、つまらないじゃないか！
どこに、どんな可能性があるかわからない。
未知数は期待数だとすればいいのに！
そういう意味でもJAXA はいい！
特に「宇宙」、という果てしない可能性、未知数に対してワクワクする気持ちは
大人も子供も一緒。
経験や知識のレベルに差はあっても、
ワクワクのレベルに差はない。
そのワクワクを忘れずにチャレンジすることが
科学であり、文化であり、哲学であり、なんの分野においてもリンクする。
つまり人間がいつも前を向いて進もうとする力を育てる。
そこに無駄なものは何一つ無い。
子供の何十年か、何百年か先の夢のために、
いま、大人たちは高いところを目指し続けなければならない。
目の前の成果を出すためではない。
最後にJAXA の人がちっちに訪ねた。
「ちっちくんは大きくなったら何になりたい？」
ちっちは、迷いもせず
「絶対、宇宙飛行士！」と、応えた。
いいぞ！ ちっち！
さらにJAXA は「そしたら、月にいくの？」と。
「ちっちは火星に行きたい」と、ちっち
「そうか、火星でなにをしてみたい？」と、さらにJAXA
「火星には水の流れた跡があるからそこを調べて、生き物のことを調べます」と、ちっち
さすがちっち、さすがJAXA !
いいぞ！ちっち！ いいぞ！ JAXA !
とっても充実したミーティングだった。
おかげで僕の宇宙熱も急上昇！
ありがとう！ちっち！
天井から自作の太陽系
スミソニアン宇宙博物館でアポロと
スミソニアンで、月着陸船と
H2Aロケットを研究？
H2Aとシャトルたち
サターンロケット
ちっちの部屋にも太陽系
JAXA のこともよく知っている。
大人用の図鑑をいつも見ている。
「はやぶさ」にもとても詳しい
廃材でちっちが作ったはやぶさたち
ちっち作 はやぶさ
ちっちが描いた「太陽系とボイジャー図」
そんな中、先日仕事のはなしで、（まだ仕事になったわけではないが）
JAXA の人が我が家に来た。
「JAXAの人がパパに会いに来るんだよ」
と、ちっちに言ったら、
もう大興奮！
「JAXAの人と話がしたい、会いたい！宇宙の話をしたい！」と、ちっち。
だからその日は幼稚園は早退させることにした。
で、当日ミーティングをしている途中、
ちっちは早々と幼稚園から帰って来て、
当たり前に僕らの部屋に入って来て、いきなり
「ずっと前のH2ロケットの失敗の原因はわかっていますか？
エンジンの中の液体酸素と液体水素が混ざる時間がずれてしまったから
爆発してしまったんですよね」
と、目をキラキラさせながら話した。
さらに、「このあいだは、ドラゴンが国際宇宙ステーションとドッキングしましたね」と続けた。
それから自作の、紙を筒状にした模型をもってきて、
「これは「きぼう」で、この中で実験をするんです」とか。
（「きぼう」は国際宇宙ステーションの日本の実験棟）
とても５歳の話とは思えないけど。
JAXA の人たちはそんなちっちをとてもあたたかい目でみつめて、
一言一言、真剣に聴いてくれて、
真剣に応えてくれた。
たとえばちっちが
「宇宙の最初にあったのはヘリウムですよね」
と言ったのに対し、JAXA の人は
「最初にあったのがヘリウムというわけではないけど、最初の爆発によってヘリウムが生じたから、あながち間違いともいえないなあ」と。
いいぞ！JAXA !
本当にいい！真剣に応えてくれる！
子供だからと、適当にしない。
こういうところが、やっぱり思った通りのJAXA の人たちだった。
小さな人間の大きな夢に対して、大きな共感を持ってくれている。
そんなやり取りこそが普段僕が理想に思っている形だから、
それだけでとってもいい気持ちだった。
最近、宇宙飛行士になりたい、パイロットになりたい、
という子供はほとんどいないという。
今どきの子供はずっと現実的、堅実的なのだそうだ。
！それじゃあつまらないではないか！
きっと家庭内の会話も現実的、堅実的で、
大きな夢物語は「無理無理！」とハナっから相手にされなかったり、
最初から夢物語が生まれる空気も薄いのかもしれない。
！そんなんじゃあ、つまらないじゃないか！
どこに、どんな可能性があるかわからない。
未知数は期待数だとすればいいのに！
そういう意味でもJAXA はいい！
特に「宇宙」、という果てしない可能性、未知数に対してワクワクする気持ちは
大人も子供も一緒。
経験や知識のレベルに差はあっても、
ワクワクのレベルに差はない。
そのワクワクを忘れずにチャレンジすることが
科学であり、文化であり、哲学であり、なんの分野においてもリンクする。
つまり人間がいつも前を向いて進もうとする力を育てる。
そこに無駄なものは何一つ無い。
子供の何十年か、何百年か先の夢のために、
いま、大人たちは高いところを目指し続けなければならない。
目の前の成果を出すためではない。
最後にJAXA の人がちっちに訪ねた。
「ちっちくんは大きくなったら何になりたい？」
ちっちは、迷いもせず
「絶対、宇宙飛行士！」と、応えた。
いいぞ！ ちっち！
さらにJAXA は「そしたら、月にいくの？」と。
「ちっちは火星に行きたい」と、ちっち
「そうか、火星でなにをしてみたい？」と、さらにJAXA
「火星には水の流れた跡があるからそこを調べて、生き物のことを調べます」と、ちっち
さすがちっち、さすがJAXA !
いいぞ！ちっち！ いいぞ！ JAXA !
とっても充実したミーティングだった。
おかげで僕の宇宙熱も急上昇！
ありがとう！ちっち！
天井から自作の太陽系
スミソニアン宇宙博物館でアポロと
スミソニアンで、月着陸船と
H2Aロケットを研究？
H2Aとシャトルたち
サターンロケット
ちっちの部屋にも太陽系