北京に着いた

昨日の京都での公演から家に帰らず

  北京入り

舞踊ミュージカル「ムーラン」公演のため。

上田遥作品の日中共同制作のステージ。

僕の音楽監督としての作品なのだけれど、

今回は鳳凰の役や、剣聖(剣術の神(祖先))の役として

  踊りも演奏もする。

主役のムーランに剣術を伝授したり・・・。


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本番は25日と26日の2回。

その振り付け稽古と音楽指導で入った。

2年前に東京でこの公演をしたけれど、

これはとってもとってもいい!

ストーリーも衣装もダンサーの能力も言うことなし!

音楽も言うことなし!(自信満々!)

前から思っていたけれど

僕はミュージカルの音楽が大得意と、自負している。

それが証明されるような作品なんだ。

主役のムーランは今や中国No.1ダンサー

黄豆豆(ファンドゥードゥー)

(男性だけど女性役)

相手役には元宝塚トップスター

真琴つばさ

(女性だけど男性役)存在感バツグン!

皇帝には京劇役者であり、日本では胡弓奏者として有名な

ウールーチン

などなどその他、かなりの手だれ揃い!

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そしてそのた大勢のダンサーは広州の舞踊学院の男子学生たち多数。

この学生たちの技術と体力はとても優れている。

さすがに中国の選りすぐり専門家。

日本の学生は到底かなわない。

上田遙の荒々しい振り付けでの戦闘シーンなどはとても迫力がある。

そうそう、ムーランの父親役は中国のトップクラスのオペラ歌手。

これがまた素晴らしい。

僕はこの人大好き!

この人が僕のオリジナル曲『幻想のアプサラ』を

歌い上げる。

そりゃもう気持ちいいのなんのって!

最高なんだよ!


で、今回の僕の衣装は

雅楽の舞の衣装をそのまま使う。

(頭は今回用のオリジナル)


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黄豆豆と


これが結構効果的と思う。


今日空港から直接稽古場に入り、

たくさんの報道陣のために部分的に演じた。

インタビューも受けたり、音楽稽古をつけたり、

大変だった。

で、夕食はモンゴル料理

羊肉の鍋。

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このスープがとってもコクが効いていて

美味しかった。

中国料理によくある、鍋が二つに仕切られていて

片方が普通味、片方が辛いスパイス味。ベースのスープは同じ。

うすーくスライスされたラム肉と絡まって

タレもなにも付けずに食べる。

あとを引く。

中国ではどんどん薦めるのがマナーだから

食べきるとまたすぐにお椀に肉をつがれる。

広州の舞踊学校の校長先生は僕のことをとっても気に入ってくれて、

僕が店に顔を出したとたん、すぐに隣にきて、まるでお母さんのように

盛りつけ続けてくれた。

カラになるとすぐに入れる。

お肉のワンコそば状態(笑)

でも、とっても美味しかった。

そういえばちょっと前の稽古場で、

肉まんを5つも食べたんだっけ。

その割には我ながらよく食べたもんだ。


羊の肉は消化がいいのだそうだ。

どんなに食べても胸焼けしないんだって。


・ ・・・確かに。

明日また同じもの食べてもいいと思うよ。

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さてさて、あしたもあさってもその次も稽古稽古だって。

めんどくさいなあ。

早く本番きちゃえばいいのに。

努力嫌い病、さっそく発病!



TOGI