清盛幻影 コンサート本番。

当日は本番前にゲネプロ(本番と同じ進行で行う通しリハ)をやった。

いつもリハではテキトウに流すのだけど、

なぜかそのときは思いっきり本気でやった。

  で、とってもいい出来だった。

塩谷君もかなり本気で、とってもとってもいい感じだった。

もちろんオケはいつも本気のようだから変わらずいい感じ。

舞も篳篥も歌も琵琶もなんだかとってもよかった。


   だからか、


やっぱり本番はそこまでうまくいかなかった。

篳篥のリードの偶発的な問題が生じたり、

(乾燥して、音程が取りにくくなっていた)

即興の舞は、やはりリハの方がステキだったと思う。

(ここらへんのことは自分にしか感じないことかもしれないけどね)


テレビの収録だったのに100パーセントの出来にもっていけなかったのが

  残念でならない



   でも、

これがライブなんだな。

くよくよしたって後戻りできない。

次に同じことをしないまで!

ああ、それにしてももう一回やりたい!


  塩谷君としみじみ、

「ゲネプロが完璧だとだめだねえ」と。

彼ももう一回リベンジしたいと言っていた。

でもその向上心がなによりも大切なんだよね。

お互いそう思える同士でよかった。

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ピアノの塩谷氏と指揮の川瀬氏。二人とも最高



次の日は5時に起きて急いで東京に戻り、

古澤巌さんとアメリカのリハーサルをした。

  いい感じだったよ。

阿部篤志さんのピアノとともに、トリオですべてを表現する。

  このトリオ、相当いい!

たった3人のナマ音最のみという低限のユニット

    これは発見だ

   いいトリオだ!


リハーサルも一曲をたった1回でOK。

問題無し。気持ちいい。



   完璧だ!


リハが完璧? ・・・・・・・



・・・・・あ、 ヤバい!





TOGI