ちっち(5歳の息子)の宇宙好きは加熱するばかり

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 天井から吊るした自作の太陽系


相変わらずはやぶさを研究


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  最近は星座にも夢中

寝る前に空を観測して星座の絵を描く

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新聞の記事にも夢中



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NHKのドキュメント、「コズミックフロント」を

毎回欠かさず観て、録画も何度も何度も観るちっち

ちょっと前までは僕がいろいろ教えてあげていたのに

最近は僕も知らないことをちっちが丁寧に教えてくれる

この前、とある靴屋さんに買い物に一緒に行ったとき、

そのお店の床のタイルをじーっと見て、

「木星みたいな模様だ!」と夢中になっていた。

    しかも、

「でも、だいせきはんがないな」と。

  「なにそれ」(パパ)

「だいせきはんは木星のひょうめんにある赤い目みたいな部分のことだよ」と(ちっち)。

そういえば確かにそんなのあったな。

でもその名称なんか知らなかった。(大赤斑

また、あるところで宇宙のポスターがあって、

惑星がたくさん描かれているのを見つけると

いちいち指差して「水星、金星、火星・・・」と言い当てていく。

ちっちにとって、水金地火木土天海冥はすでに当たり前。


で、さらにポスターに近づいて、

 「あれ?」と、黙っていると、

  近くにいた説明の人が

「それは木星だよ」と言った。

でもちっちはそんなところで悩んでいた訳ではなかった

「もくせいなんてわかってるよ、ちっちは

イオとかエウロパとかがいないか見ているんだよ」
と。

「なにそれ」

「木星のまわりを回っているわくせいたちだよ」と。


  すごいぞ! ちっち

    いいぞ!



勝手にしゃべらせておくと

ちょうしんせいばくはつっていうのが星が死ぬとき起きて、そのあとちゅうせいしせいブラックホールがうまれたり・・・はくしょくわいせいができたり・・・かにせいうんもそうやってできたんだよ・・・」
(超新星爆発)(中性子星)(白色矮星)(かに星雲)

と、とても5歳児の説明とは思えない。

これらは僕ら親が教えたわけでも、もちろん幼稚園でならったわけでもない。

大人向けのドキュメントを何度も何度も見て

図鑑を照らし合わせながら全部自分一人で把握していった。

  おもしろい  ビックリマーク

 こどもって面白いクラッカー

そういえばちっちと本屋に行くと

たいがいの幼稚園児たちは

「◯◯ライダー」とかが出ている雑誌を広げて感嘆し合っているのだけど

ちっちはその横で「ニュートン」とかを開いて

真剣に見ていたりする。

  だからつくづく思う

小さな子供も、感じる力理解する力

  大人以上にあって、

しかも柔軟だからイメージを広げながら

  簡単に吸収していく。




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以前から僕が提唱してきた

 子供に与えるもののこと。

間違いなく大人の本物を与えるのがいい、

というのは本当にその通りなのだ。



もちろん子供向けのものを排除するのではなく、

子供向けと同じくらい大人向けもふんだんに用意してやることだ。

  子供が勝手に選べばいい。



でも本当に面白いものっていうのは

結局事実のことだったり、

本物のことだったりする。

子供は本能でそれを察知する能力もあるようだ。



  そしてこれらのこと、

いつの間にか忘れ去られていくのかもしれない。

 でもそれでもいい。

一時でも身体や頭に置かれた物事は

いつの日にか、なにか別の形でも

別の方向にでもきっと大きな意味を持つべく潜んでくれるのだろう。


ところで、僕も宇宙のことは大好き。(もうちっちほど詳しくないけど)

 だから楽しくて仕方ない

アポロの模型とかついつい買ってしまう。

アポロ11号が初めて月に行った話や、

13号は月の近くまで行きながら

故障で断念するも、必死のチャレンジで無事生還したこと。

もしかしたらその方が月に着陸できたことよりも

もの凄い偉業なのだと、パパは思うんだ、

これは本当に本当にすごいことなんだよ


と、熱く語らずにはいられない。

で、ちっちは真剣に聞いてくれるから嬉しい。



先日僕が探していた アメリカのDRAGON社製の1/400 スケールの

アポロを乗せたサターンV ロケットの模型


手に入れた。もう生産されていないけどやっと手に入れた。


第一、第二・・とロケットが分離できて、先にはちゃんとアポロ司令船が取り外せられるように仕組まれている。

僕がほしいと思ったのだけど、
ちっちがほしがるに決まっている

喧嘩になるから二つ手に入れた。(笑)

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で、せっかくだから11号と13号。

見た目はまったく変わりはない。

 ほとんど同じ形。

  で、渡す前に

「ねえ、ちっち、このサターンロケット、11号と13号、ひとつはちっちにあげるけど、もうひとつはパパのだからね。」

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と、念を押して渡した。

「11号と13号、どっちもおんなじ形だけどどっちにする?」

と、何気なく選ばせたら

「11号は月に最初にいったんだよね。だから11号にするよ。・・・ああ、でもどうしよう! 13号は行けなくて、しかも帰れないかもしれないのにがんばって戻ったんでしょ?    ちっち まようなあ・・・パパはどっち?」

「パパは13号にするよ」

「そうか、ちっちも13号がいいなあ」

「いいよ、じゃあパパは11号にするね」

「あ、ちっちやっぱり月に行った11号。・・ああでもなあ・・・」

と、意味を把握した上で迷ってくれたことには嬉しかった。

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  さすがだぞちっち ビックリマーク

本来ならここで、「そうか、それなら両方あげるよ!」

  なのだろうが、 

パパだってほしいんだいメラメラ

譲らないよあせる

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さあ、先日コズミックフロントの月探査車の特集を録画したから

 今度はそれを探さなきゃ!

   それも2台か?


   なんなんだ?

 オレたちは双子か?



TOGI