東儀秀樹とは ？ その 1

　　　　そういえば、

僕の音楽のこと、あまり話していなかったっけ。

　　　僕は　雅楽師。

　　　　　　　

（同時にピアニストでもギタリストでもあり、歌も歌う音楽家なんだけどそのことはまたいずれ・・・）


　　　　　

千数百年続く雅楽（宮廷音楽）を継承する　

　　　　東儀家に生まれた。

雅楽は1400年くらい前に大陸から渡って来た

　　　　神仏にささげる音楽芸術。

　　　　平安貴族のたしなみ

東儀家はそれをずっと伝えている。



　　　　
　　　　　　　母と姉と

　　

　　　宮廷音楽だから当然ながら国家が守って、いまでも宮中儀式では脈々と、おごそかに舞や演奏が捧げられている。

僕も１５年前までは宮内庁の職員として１０年間皇居に勤めていた。（修業期間を入れると１７年間通っていた）


雅楽は

　笙（しょう）、　篳篥（ひちりき）　、龍笛（りゅうてき）　　などの管楽器をメインに、琵琶、箏、打楽器類で表現される音楽。

舞　を伴うものもあったり、歌　もある。雅楽師はほとんどのカテゴリーをこなさなければならない。




　　　　



　　　僕の場合は、篳篥、琵琶、歌、舞、太鼓などの打楽器、このすべてをする。

　　　
　　　雅楽は平安貴族たちの

　　　　常識的たしなみでもあった。

　　　　　


　　　　　　そして、

　　　　　　雅楽は　

　　単なる音楽芸術であるだけではなく、

　　そこには　哲学　や　宇宙観　が　

　　　　深く関わっている。

　　　その続きは次回に・・・


今回はまじめに・・・レクチャーしちゃった