京都の東寺でのチャリティーコンサートの次の日、
世界遺産に認定された 平泉 に移動。
震災の復興支援と平泉が世界遺産に認定されたことを取り上げる
NHK の番組のロケ。
古澤さんと毛越寺、中尊寺を訪れて散策し、演奏した。
たぶん10月頃に特別番組として放送予定。
最初に毛越寺を散策。当時浄土を思い描いて建てたいくつかのお堂がどんなだったのか想像は限りがない。雅楽も浄土の音楽として敬意を持たれていただけに雅楽師である自分がそこに佇む意義深さも感じる。
何年も前ここの庭で平安貴族の格好をして小川に鳥の形をした杯を浮かべて
「曲水の宴」を再現して歌を詠んだ。
定かでないが、確か・・・
「清らなる みなもに浮かぶ ひとひらの
はなにぞきこゆ 鳳管の声」
・・・だったかな。
清衡(きよひら)を偲び、浄土の音でもある笙(鳳管)を想って詠んだんだっけ。
僕は平泉には何回も来ていて、いろいろな思い入れもあって今回、平泉が世界遺産に認定されることを念頭に、
平泉のテーマ曲を作ってアルバムに収めた。
それが
「尊い記憶 遥かなる平泉~世界遺産へ」という曲。
今回、中尊寺の中にある白山神社の能舞台で古澤さんと記念公演をした。
とっても古く、雰囲気のある能舞台で
ヒチリキとヴァイオリンが楽しく融合!
とっても気持ちのいい演奏ができた。
合間には参道横のおそば屋さんで。
僕はざるの大盛り。古澤さんは椀子そば。
といってもいわゆる本格的な、食べてるよこから矢継ぎ早にそばを入れられる椀子そばではなく、十数個の小椀にそばがもう用意されたものがテーブルにおかれるから、自分でひとつずつ入れたして食べる方式。
それでは雰囲気がでないので、
僕が矢継ぎ早にそばを注ぎ入れてあげた。
古澤さんはとてもウマそうに食べていた。
古澤さんは天ぷらもサイドオーダーしたけどワンコが多かったから天ぷらはほとんど僕が食べてしまった。
古澤さんは目を細めて笑っていた。
金色堂は何度見ても飽きない
とても繊細で美しい。
金ぴかなのに、少しもいやらしくないのは
内側にある仏像の穏やかな表情とその周りの欄干にほどこされた螺鈿や象眼のきめ細かさに格調高い品があるからだろう。
仏様に捧げるのに人間に出来うる最高のモノ、この上ない技術で尊びたい、という当時の人たちの想いがひしひしと伝わってくる。
いまだに昔の人の技術を、今の人間は超えられないのは、
その精神性が所以なのだろう。
雅楽もそうだ。
古いものはいつだって新しい。
そういえば、平泉の名物お団子屋、
「空飛ぶだんご」
どうしたかな。オチャメなおやじさん、元気かな。
ではまた
今回の自作絵文字は・・・
Bye !
世界遺産に認定された 平泉 に移動。
震災の復興支援と平泉が世界遺産に認定されたことを取り上げる
NHK の番組のロケ。
古澤さんと毛越寺、中尊寺を訪れて散策し、演奏した。
たぶん10月頃に特別番組として放送予定。
最初に毛越寺を散策。当時浄土を思い描いて建てたいくつかのお堂がどんなだったのか想像は限りがない。雅楽も浄土の音楽として敬意を持たれていただけに雅楽師である自分がそこに佇む意義深さも感じる。
何年も前ここの庭で平安貴族の格好をして小川に鳥の形をした杯を浮かべて
「曲水の宴」を再現して歌を詠んだ。
定かでないが、確か・・・
「清らなる みなもに浮かぶ ひとひらの
はなにぞきこゆ 鳳管の声」
・・・だったかな。
清衡(きよひら)を偲び、浄土の音でもある笙(鳳管)を想って詠んだんだっけ。
僕は平泉には何回も来ていて、いろいろな思い入れもあって今回、平泉が世界遺産に認定されることを念頭に、
平泉のテーマ曲を作ってアルバムに収めた。
それが
「尊い記憶 遥かなる平泉~世界遺産へ」という曲。
今回、中尊寺の中にある白山神社の能舞台で古澤さんと記念公演をした。
とっても古く、雰囲気のある能舞台で
ヒチリキとヴァイオリンが楽しく融合!
とっても気持ちのいい演奏ができた。
合間には参道横のおそば屋さんで。
僕はざるの大盛り。古澤さんは椀子そば。
といってもいわゆる本格的な、食べてるよこから矢継ぎ早にそばを入れられる椀子そばではなく、十数個の小椀にそばがもう用意されたものがテーブルにおかれるから、自分でひとつずつ入れたして食べる方式。
それでは雰囲気がでないので、
僕が矢継ぎ早にそばを注ぎ入れてあげた。
古澤さんはとてもウマそうに食べていた。
古澤さんは天ぷらもサイドオーダーしたけどワンコが多かったから天ぷらはほとんど僕が食べてしまった。
古澤さんは目を細めて笑っていた。
金色堂は何度見ても飽きない
とても繊細で美しい。
金ぴかなのに、少しもいやらしくないのは
内側にある仏像の穏やかな表情とその周りの欄干にほどこされた螺鈿や象眼のきめ細かさに格調高い品があるからだろう。
仏様に捧げるのに人間に出来うる最高のモノ、この上ない技術で尊びたい、という当時の人たちの想いがひしひしと伝わってくる。
いまだに昔の人の技術を、今の人間は超えられないのは、
その精神性が所以なのだろう。
雅楽もそうだ。
古いものはいつだって新しい。
そういえば、平泉の名物お団子屋、
「空飛ぶだんご」
どうしたかな。オチャメなおやじさん、元気かな。
ではまた
今回の自作絵文字は・・・
Bye !