おはようございます
心と身体の美容家
カウンセラーの十川千惠美です
以下の記事&画像はお借りしたものです
【 問題の3つの対処 】
問題の対処には基本的に3つあります。
1つ目は問題を回避すること
2つ目は問題に同じ対処をすること
3つ目は問題に新たな対処をすること
具体的な内容は違いますが、
基本はこの3つです。
例えば
苦手な人をただ避ける人は、
1つ目の対処をしているということ。
苦手な人にいつもと同じ愛想笑いでごまかすと、
2つ目の対処。
苦手な人に、初めてはっきり言うとしたら、
3つめの対処になります。
１つ目の対処が役に立つこともあります。
いじめられていたら、
いじめっ子を避けるのが一番。
だけれどいじめに対する
解決策が見つかる訳ではありません。
2つ目の対処をする場合、
いじめっ子の言うことを聞くことで、
なんとかいじめられないとします。
いじめられないのは良いことですが、
どんどん要求が大きくなるかも知れません。
3つ目の対処は
いままでやらなかったこと、
例えば相手と戦うとか、
相手に毅然とした態度でいるということ。
しかし、そこにはリスクがあります。
なぜなら過去にやったことがないので、
相手はどう反応するか、予測できません。
もしかしたら、
もっとひどくなるかも知れません。
だけれど根本的に
解決する可能性もあります。
ボクシングの元世界チャンピオンは
子供の頃、イジメを受けていました。
それを乗り越えるため、
強くなるためにボクシングを学んだそうです。
彼は練習のおかげで強くなり、
日本タイトルに挑戦するところまで来ました。
前半は圧倒的にリードし、
勝ちはほぼ確定的でした。
ふと、リングサイドを見ると、
そこにかつてのいじめっ子がいました。
それを見て動揺した彼は、
そこから調子を落とし、
結局負けてしまいました。
2回目の挑戦で
日本チャンピオンになったその選手は、
地元の祝勝会に招かれました。
そこにまた、例のいじめっ子が来ていました。
彼はこう思いました。
「もうだめだ。彼に怯えていたら、
一生このままだ。
ずっと逃げていても結局何も変わらない」
意を決して彼は
そのいじめっ子と話すことにしました。
廊下で、彼と2人きりで話をしました。
するといじめっ子は
意外なことを話しだしました。
「ボクシングの練習って、厳しいんだろう。
その厳しい練習をしたのは
俺がいじめていたからなんだって？
俺ってお前にとって
そんな酷いやつだったのか？」
彼はどうやら荒っぽい行動や、
やんちゃなことをしていたようですが、
その子のことが嫌いでも、
いじめていた訳でもなかったようです。
ちゃんと向き合ったことで、
そのいじめっ子への恐怖は
なくなったそうです。
これはあくまでも
ある1人の人生の例に過ぎません。
時に逃げるのが正解だったり、
同じ対処をすることが重要だったりします。
ポイントはあなたがどう感じるかです。
もしあなたがすっきりしないなら、
何かモヤモヤした気持ちが残っていたら、
違う対処をすることが良いのかも知れません。
熊に追われて、逃げても、
「ああ、良かった」
としか思わないでしょう。
あそこで戦うべきっだったとは
思わないでしょう。
でも人生では、
「本当はこうすべきだった」
「今度こそこうしよう」
そう思うことがあるでしょう。
もしそう思ったとしたら、
あなたは本当は
違う対処をしたいということです。
そうだとしたら、
今度は一度挑戦してみてください。
どうなるかわからないけれど、
怖いかも知れないけれど。
その結果どう感じるか、
やらなければ良かったと感じるのか、
それとも挑戦して良かったと感じるのか。
答えは、
あなたが生きることで出してください。
あなたにとって・・・
今日も幸せに満ちあふれた一日となりますように
お返事はできるだけ早くいたしますが、
難病を抱えておりますので、お待ちいただくこともあります。
ご了承くださいませ。
十川 千惠美
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