電車での出来事 | 波瀾万丈のカウンセラー カウンセリングル-ム ウェルカム 名古屋

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波瀾万丈な私の人生が
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おはようございます

 

心と身体の美容家

カウンセラーの十川千惠美です赤薔薇

 
 
 
 
 
 
 
 
電車での出来事
 
 
電車で帰省していた時のこと。
 
 
結構まんべんなく人が座ってい
るくらいの乗車率で、
私は優先席付近に立っていたのだが、
貧血を起こしてしまい
床にしゃがみこんだ。
 
 
すると優先席に座っていた
老夫婦の片方(おじいさん)が
席を譲ってくれた。
 
 
私も最初は遠慮したが
「わしは健康だけどアンタ具合
悪そうだし、優先席はジジババの
為だけのもんじゃないよ」
と言って下さったし、
おばあさんのほうも
勧めて下さったので
座らせてもらった。
 
貧血が回復したら立つか
移動しようと思いながら。
 
 
 
 
で、しばらく座っていたら、
とある停車駅で
おばちゃん二人が乗ってきた。
 
 
そのおばちゃん、暫く席を探して
車内をうろついていたが、
生憎満席だったらしく
ドアの方に戻ってきた。
 
そしてドア付近に立ったまま
喋り出したのだが
その内容が丸聞こえ。
 
「あの子老人立たせて座ってるわよ」
「私たちだって立ってるのにねぇ」
「これだから最近の若い子は……」
と完全に私に文句を言っている。
 
なんかいたたまれなくなって
立とうとするも、まだ具合が悪くて
立てそうにない。
 
 
私の様子に気付いたおばあさんが
「いいのよ気にしないで」と言って
下さるものの
肩身の狭い思いをしてたら、
おじいさんがキレた。
 
 
おじいさんはそのおばちゃん二人に
歩み寄って行って
 
「確かにあの子は若いが、
具合が悪いからわしが席を譲ったんだ。
あんたら見た所座らなきゃいけない
ようなトシでも身体でもないだろうが。
悪口言ってる暇があったら
少し他人のこと考えたらどうだ」
 
と穏やかだが
説得力のある口調で窘めた。
 
 
おばちゃん二人、最初は呆然と
おじいさんを見ていたが、
結局コソコソと車両を移っていった。
 
 
 
戻ってきたおじいさんは、私に
「あんなの気にする必要ないからね」
と朗らかに笑っていた。
 
 
こんな人と結婚できた
おばあさんは幸せだと思った。
 

 

注意 記事&画像はお借りしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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                       十川 千惠美薔薇 
 

 

 

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