おはようございます
心と身体の美容家
カウンセラーの十川千惠美です
ばっちりメイクで怖い看護師さんとお別れし
カテーテル室に連れていかれた私
『十川さん、さっきも言ったように
カテーテルは右手首からしますので
絶対に動かないでくださいね。』
「はい、わかりました」
『カテーテル中にピクリとでも動かすと
血が噴き出ますから、絶対に動かさないでね!』
と念押しされた私は・・・
「先生にお願いがあります。
カテーテル中に今から針を刺しますよ、とか
これから痛いけど我慢してね、とか
もう少しで終わりますよと声を掛けてくれれば
私どれだけでも我慢しますので
お願いできないでしょうか!」
『わかりました~
じゃあ僕が声掛けしながらしますから』
「先生ありがとうございます
私、がんばります~」
そしていよいよ
『今から右手首に麻酔を打つから
少し痛いけど我慢してね』
と先生
《えっ、声は先生だけどこの人誰?
麻酔打つだけの人なのかな?》
すると先生
『じゃあ今からカテーテル入れていくからね』
《あれ、カテーテル入れてるの、
さっきの麻酔のちっこい人じゃん》
「先生ー、カテーテルって
先生がしてくれるんじゃなかったんですか?」
と私
『大丈夫ですよ~
僕も近くにいますから』
《いやいや、そうじゃなくて・・・
誰?このちっこい人(先生)???》
と不審に思った私でしたが
《まっ、しょうがないかー
誰かの身体を提供しないと
新たな医師は育たないからなぁ~、
今日はちっこい先生の練習台に
私がなってやるしかないわね~》
と思っているうちに
心臓カテーテルが始まり
右手首から入れられたカテーテル
二の腕脇の下辺りを
通るのがわかりました
それから心臓の動きを確認するために
『十川さん、今からお薬入れますので
(左手首の点滴をしているところから)
ちょっと苦しくなると思うけど
頑張ってくださいね~』
「うぅ・・・、く、くるしい・・・」
『十川さん、今度は体中が
熱くなると思うけど頑張って~』
「うぅ・・・、あ、あ、あつい・・・」
『十川さん、次は少し
気持ち悪くなると思うけど頑張りましょう』
「うぅぅぅ・・・き、きもち、わるい・・・
せんせい~、はきそうーーー」
《私、痛みを我慢するのはできるけど
吐き気とかは超苦手で我慢できなくて》
とまあ、これ以外にも
左手首から色んな薬剤を入れられ
30分くらいで終わると言っていたカテーテルは
多分、1時間近くかかったのではないかと
心臓の動きや血管の動きをみるためには
心臓カテーテルは避けて通れませんが・・・
やっぱりしんどかったですね~
カテーテルはしたものの
お陰様で(誰のお陰かは分かりませんが・笑)
ステントなどは入れずに済んだ私~
心の中で
《やった~、やっと終わった~》
と思っていたら
『十川さん、今からカテーテルを入れた
右手首を固定するので6時間は
絶対に動かさないでくださいね。
特に内側には! 』
「あ、はい・・・」
『もし手首を内側に曲げてしまうと
カテーテルをいれた動脈から
大量に血が噴き出てしまうので!』
「そんな恐ろしいことになるなら
私、絶対に動かしません!」
で・・・
完璧な【まな板の鯉】になった私
心臓カテーテルを終え
ICUに運ばれたのは夜11時頃だったかと
入院話しはまだまだあります
続きはまた後日~
まさかの緊急入院 ② の記事が
公式ハッシュタグランキング【救急外来】で
2位になりました
お読みくださったみなさま、
ありがとうございました~
あなたにとって・・・
今日も幸せに満ちあふれた一日となりますように
お返事はできるだけ早くいたしますが、
難病を抱えておりますので、お待ちいただくこともあります。
ご了承くださいませ。
十川 千惠美
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