やぁ。トガシスト。
今日はトガシストのみんなに特別に
富樫がよく使う
スタンプを紹介するよ。
これだ。
俺は
髪を切る時、1000円カットを使う。
2年前くらいまではいつも中目黒で5000円くらいかけて友達の女性に切ってもらっていた。
それはそれはいつもきれいに整えてもらっていたんだけど
その子が結婚して産休に入ったのと
自分普段ほぼ帽子かぶってる事に気付いたのと
そもそも何を俺ごときが中目黒なんかで髪切ってんだよ
というのが重なって、1000円カットに行く事にした。
俺が行く1000円カットはチェーンのそれとは違い、街の古くからある小さなお店だ。
年配の男性(多分店長)、中年の男性、おばちゃん、基本この3名でシフトを回しているみたいで、カットする場所は二ヶ所あるのになぜかいつもこの3名のうち1人しかいないからなかなか並ぶ。悪く言えば完全に回っていない。
カットした後に行なう1000円カット特有の『頭に残った毛を掃除機っぽいもので吸いとる作業』はこの店は多分ガチの掃除機で行なっている。
多分
ここに掃除機のボディーの部分が埋め込まれている。
なんかこんなレトロでディープな感じが好きで毎月ここで髪を切ってもらっていたんだけど
この間行ったら知ってる3名ではない女性の方だった。
「あれ?初めての人だなぁ」
そう思いながらも
「ツーブロックで、上の方は適当にすいてもらう感じで。」
いつものようにお願いした。
するとその女性が
「は、はい!かしこまりました!つ、ツーブロック!か、かしこまりました!!」
咄嗟に
あ、ヤバイかも
と思ったもののもうカットは始まっていてあとは目を閉じて祈るように待つ事しかできなかった。
「い、いかがですか?!」
そう言われて目を開けると意外と悪くない感じだった。ごめんよ、女性。そう思っているとその女性が鏡を持って
「こ、こちらが後ろの方になります!!」
と見せてくれた。
信じられないくらいギザギザだった。
ギザギザ。
ギザギザでしかもギザギザの長い所は所々目を疑うほど長かった。
俺は何も言っていないのに女性は
「あ、ありがとうございます!ありがとうございます!!」
となぜか2度言い、鏡をそそくさとしまった。
「ま、まぁ。あれか。伸びたらいい感じなるか。そうだそうだ。」
そう言い聞かせながら帰った。
それから一週間後の事務所ライブのリハ中。
めちゃくちゃいじられた。
そりゃそうだ。
こんな事になってたんだから。
初めてだ。伸びていい感じならなかったの。
みんなにいじられて、笑われて。
それでもなぜかそれが嬉しかった俺は
またあの1000円カットに
いくんだろうなぁ。
ここで!!
告知ドカンだ!!!!
間も無く開演のと!31日の!!
さぁ!!
君の笑顔を見せてくれ!!!!