実は……二日酔いです。
もちろん、寝不足です。



今年の夏、大きな1本を買った。
「GIRARD PERREGAUX (ジラール・ペルゴ)」の
「フリーブリッジメテオライト」だ。

「ジラール・ペルゴ」といえばの
「ロレアート」がずっと気になっていたのだけど、
いざ買おうとお店に出向いた時、
その象徴でもある「ブリッジ」と
「メテオライト」に惹かれてしまったんだよな。

そんな戸賀の元に、
気になりすぎるニュースが入ってきた!



「ジラール・ペルゴ」が
新しいキャリバーを発表したんだ!
その名も「GP4800」だ!


1791年の創業以来、
ムーブメントの考案から開発、製造まで、
すべて自社で行ってきたジラール・ペルゴ。
時代がまた、進化する。

ここまで開発されてきたキャリバーは30を超え、
特許の保有数は80件を超えるんだとか。

そんな歴史と伝統の上に誕生した
新たな「GP4800」の特徴は、
何といっても「ブリッジ」だろう。



「ブリッジ」の美しさで、
「ブリッジ」を魅せる。

このデザインには、
ジラール・ペルゴの歴史にインスパイアされた
様々なディティールが詰め込まれている。



スケルトン加工が施された
18Kゴールド製ローターの下には、
3本のブリッジが配置されているんだが、
これはブランド最古の象徴の一つである、
1867年に製造された懐中時計から着想を得ているんだ。



左右対称が、このムーブメントの基本理念。
これは創設者コンスタン・ジラールが
大切にしていた原則でもあるんだよ。

スケルトン加工が施されたテンプ受は、
2点で固定されているから安定感も高くなっているんだ。

機能性ももちろん高く担保されているが、
とにかく美しい。

ロジウムプレートのブリッジには、
鷲の紋章を含むゴールドのエングレービングが。

他にも直線状のコート・ド・ジュネーブ装飾に、
ダイヤモンドカットの面取エッジ加工、
鏡面仕上げのネジヤマも、
仕事がとにかく丁寧で美しい。



透かし彫りデザインになっているから、
テンプが回転して伸縮するヒゲゼンマイや
シリコン製エスケープメントの動作も
眺めることができるんだけど。
その動きとも相まって、美しさが際立つね。

これがどんな時計に採用されていくんだろう。
これからがますます楽しみなGPなのだ。