戸賀家では、
時計は年に1本と相場が決まっている(汗)
今年狙っている腕時計の一つが
「Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)」だ。
ことしで2年目になる……
前回のトゥールビヨンに続いて、
またまた新モデルの便りがきた。
「マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ」だ。
ドレスウォッチでもない。
スポーツウォッチでもない。
創業者のジェラルド・ジェンタらしい、
華やかさと実用性を融合させたモデルになっている。
なんといっても目を引くのは、
このラピスラズリの文字盤。
ジェンタもお気に入りの素材だったんだってよ。
原石をカットして組み立てるまでには、
高度な技術と集中力が必要だ。
もちろん失敗のリスクだって高い。
さらに大変なのは、
原石をカットするまで実際の色がわからないこと。
天然の素材を使う大変さだね。
外側はキレイな色をしていても、
内部は想像していた色と違うこともあるそうだ。
5mm厚の円盤を作り、
それを最終的に0.55mmまで研磨するんだが、
最終的に現れた色がモデルにフィットしなければ、
残念ながらそれは破棄。
50個作るのに、
少なくとも150個必要だったらしい。
さらにその繊細なディスクに、
針やらインデックスやらのパーツをつけるんだから……
手間のかかり具合が伺える。
ブランド創立25周年を起点して
カスタマイズされた振動ローターを搭載していて、
パワーリザーブは50時間、
厚さもわずか3.7mmと機能も文句なし。
ブランドのコアコレクションに仲間入りだ。
シリアルナンバー付きではないが、
かなり入手困難な希少モデルになりそう。
マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ
400万4000円(税込)
プライスも悪くないよなあ。
ジェラルド・チャールズ