戸賀が大学を卒業して、
社会人として働き始めたのが約30年前。
もうそんなに経つんだな(汗)

同時期に発売が開始されたフレグランスがある。
「ISSEY MIYAKE PARFUMS」の
「L’EAU D’ISSEY(ロードゥ イッセイ)」だ。



今年で発売からちょうど30年なんだって。



『水こそ最高のインスピレーションの
源であり、素材だ!』
と言う三宅一生の思いから、
「水」と名付けられて始まったのがこの香水だ。

もう何度も使ってきた名作です。



「ひとしずくの水」を表現したくて、
調香師ジャック・キャヴァリエと
インスピレーションを
重ね合わせていったらしい。

結果、女性のフレグランスとしては初めて
「カロン」を使うという試みを。

「カロン」っていうのは、
若干花の香りも入った潮風の香りがする
珍しい香料のことだ。
そこにプラスで感じるローズの香り。
これが不思議とジジイにも合うんだ。


「ロードゥ イッセイ」は、
感じる冷たさと温かさが絶妙なんだよ。
この香水にしかない独特な世界は、
大胆な行動によって生まれていたんだな。



極限までシンプルにした、
という感じのボトルもカッコいいでしょ。



そして、ちと温かい。

そんなイッセイミヤケの
アイコニックなフレグランス30周年の記念を
代表するアーティストとして選ばれたのが、
ブラジル人アーティストの
「Luiz Zerbini(ルイス・ゼルビーニ)」

世界各地の美術館や
ギャラリーに展示されているほど、
世界レベルで活躍しているアーティストだ。

今回は30周年を記念した特別コラボとして、
9枚のモノタイプを制作したんだって。

作り方が独特でね、
インク付けされた金属板の上に、
葉や花、枝を置いて、
大きな紙に転写しているんだって。
モチーフは生命力を感じるものばかり。
「水」がテーマの香水とマッチしているね。

この作品を起用した
特別なビジュアルパッケージってわけ。




戸賀の香りに加えた。
もちろん、パートナーも使える香り。

30年も愛され続けている香り。
長年愛されるって、
本当に難しいことだからな。
シンプルに尊敬します。
戸賀も30年……ってことは85歳(笑)
頑張れるかなあ。


L’EAU D’ISSEY(ロードゥ イッセイ)

イッセイミヤケ