zoomを終えた。
今週はまだゴルフに行っていない。
忙しい一週間だった。
やっとブログと向き合える。


ロイヤルオーク、友人知人からも、
SNSで繋がっているだけの人たちからも
問い合わせ、質問がすごい。
俺はAPの社員じゃない(笑)
実は……昨晩の齋藤調教師もそうだった。

イタリア出張の際、フロントロウに座る
ヨーロッパのファッション業界人が着用する
『ロイヤル オーク』を見て感動したことは
今でも鮮明に覚えている。
それは30代後半の時だったと思う。
彼らはロレックスじゃなかった。

それから歳を重ねて、
色々なラグスポと呼ばれる腕時計を
手に入れる機会があったんですが……
どれもそれぞれの良さはあるが、
中でも『ロイヤル オーク』の魅力は別格だ。

戸賀が保有している『ロイヤル オーク』は
3本あった。
そのうちの1本は、弟に贈ってしまったので2本だ。
もう1本あるんだが……内緒です(笑)
まだ欲しいROもある。
何ゆえここまで魅了してやまないのか。



初めて買ったのは、17年くらい前に買ったものだ。
左、これが弟のもとに。
おふくろの世話をしてくれている弟に
感謝の気持ちを込めて……
というより、懇願されて泣く泣く手放した(笑)



よく使っているのは、
ロイヤル オーク 「ジャンボ」エクストラシン。
15202ST。cal2121。
いわゆる40周年モデルだ。

独立前にオーダー、
運良く独立して1年?2年?くらい経ったときに……
計4年?5年?待って手に入れることができた。
まさに戸賀の宝物と言って過言ではありません。


「革命児から英雄へ」という
スローガンにあるように、
今ロイヤルオークを持つことは、
選ばれし英雄のみが手に取れる剣のごとく、
相応しい人が着けるべき腕時計だと思っています。

酸いも甘いも噛み分けてきたつもり?
55歳になった戸賀も、
ようやく『ロイヤル オーク』に負けない
男に近づけてきたと思っています。
もうちょいか?

今回のトガブロ。では、誕生から50年、
ラグスポ時計の頂点に王者として君臨し続けている
『ロイヤル オーク』の魅力を再考。
なぜ別格たらしめるのか! 
その深い魅力を改めてまとめてみたくなった。
 
世界的な経済不安の影響もあり、
不変のデザインとクオリティー、
そして安定した資産価値を備える、
いわゆる“名作”とされる腕時計の価格は、
高騰の一途……
しかも人気モデルは、
時計ブランドの生産本数よりも
断然多くの購入希望者が殺到するため、
商品を予約してから、購入できるまで
数年待ちなんてことも珍しくありません。
戸賀も4、5年待ったし、
まさかの10年待った先輩もいる。
もちろん、受注も難しいと言われている。
中でも、元祖ラグジュアリースポーツ
(ラグスポ)ウォッチである
「ロイヤル オーク」の人気は絶大なわけです。

 
「ロイヤル オーク」が唯一無二である3つの理由
 その001_
ラグジュアリースポーツウォッチの始祖である。
 
スイスの名門、
オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」は
“ラグスポ時計”のアイコンとして、
ブーム以前から世界的に支持を得ている
傑作であることは周知の事実。
ドレスウォッチ級の仕上げを行いつつ、
ステンレススティール製のケースで
スポーティにまとめた
元祖ラグスポウォッチ「ロイヤル オーク」は、
1972年に誕生。
その長い歴史の中で、
かつての革新時計も
もはやクラシックの領域に達しているのです。
だからこそ、スーツスタイルか、
崩してもジャケパンにしか合わせない。
カジュアルも過ぎると、ロイヤルオークに失礼!
そんな気すらしてしまうのです。



短パン、Tシャツでロイヤルオーク……
そんなにロイヤルオークが好きなら、
オフショアもあるし、
カジュアル万能なコード11.59があるじゃないか!
と、仲間たちにはしっかり注意しています(笑)


ニットに合わせても、ジャケットを合わせる。

この辺が、

ロイヤルオークのドレスコードだと思っています。

それがトガナリです。


その002_
天才ジェラルド・チャールズ・ジェンタによる
デザイン

ロイヤルオークを手がけたのは、
ウォッチデザイナーの先駆けとして
知られた天才ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏。
ダイバーの潜水へルメットから
インスピレーションを受け、
ビス留めの八形ベゼルを考案。
ジェンタ氏は「ロイヤル オーク」の成功で
不動の地位を確立し、
その後、パテック フィリップの「ノーチラス」や、
オメガの「コンステレーション」など
多くの伝説的なモデルを世に送り出しました。
「ロイヤル オーク」の従来の時計デザインとは
一線を画す斬新なルックスは、
世界に大きな衝撃をもたらしたわけです。


その003_
唯一無二を実現する
手作業の極みともいえる工芸品的なウォッチ。





これは先日東京ミッドタウンであった
ロイヤルオーク50周年イベントで痛感したことだ。
腕元で圧倒的な存在感を放つ、究極の腕時計。
その妥協を許さない生産工程から貴重さも極めている
「ロイヤル オーク」は、その一本を作り上げるのに、
非常に多くの時間を要する、まさに芸術品。
また、約200から650個ものパーツを
組み合わせて作り上げられる
「ロイヤル オーク」は、
すべての部品を同じような情熱と労力を
注ぎ込んで完成させているため、
ひとつのケース製造だけでもなんと4時間、
ブレスレットに6時間を要します。
その努力の結晶として「ロイヤル オーク」は
オート・オルロジュリーの、
そしてラグジュアリースポーツウォッチの頂点に
君臨していると。

珠玉の一本ですから、
リッチなオジサンであれば、
カジュアルスタイリングでの着用は避けるべき。
雲上時計の真価を発揮させるのは
貴男次第だと思うんです。
時計が歩いている……
そんなふうに思われたくないよね。


後輩は昨年、トゥールビヨンを納品しました。

毎月会っている男ですが、

richで、強運で、センスのいいやつです。

Tシャツには合わせていないです。


最近じゃリッチな女子にも注目されているロイヤルオーク。
ロイヤルオークの女子使いに負けては、男が腐る。
ラグジュアリースポーツの雄を“ただ着ける”ではなく、
着けこなしてこそ、ROは輝くと思うんです。
ロレックスの延長的な存在じゃないんだ、
ロイヤルオークは。

今年戸賀のもとに、50周年モデルが届くはず???
いや、届かないかもしれない。
9月8日で55歳になった。
自分への最大のプレゼントになればいいなあ。
そんな思いで書いてみました。


オーデマ ピゲ