トガブロ。では、紹介していなかったな。
オヤジの遊び心をくすぐる、
最高に面白い時計があった!

なんと、時計にオイルを充填するんだ!!!
こんな発想があっただろうか。
ベルギーの時計メーカー「レッセンス」が手がける
世界初のオイル封入式機械式時計。




このモデルをモノクロームで表現した
新作モデル「Type3BBB」が、
2022年12月31日までの1年間期間限定で
発売されることになった!

「レッセンス」は2010年に創業した
ベルギーの時計メーカーだ。
このブランドが目指すゴールは、
「機械式時計の現状を打破すること」

歴史ある機械式時計は、もちろん素晴らしい。
しかし、現代においても昔のままの
機械式時計でいいのだろうか。
進化がなかったとしたらそれは、過去の栄光に
しがみついているだけなのではないだろうか。
そんな熱い思いから、業界全体に
新しい息吹を吹き込むような。
そんな時計作りを目指しているんだって。

そんなレッセンスが、2013年に発表したのが
オイル封入式機械式時計だった。
その名も「Type3」

ディスプレイユニットに
なんと35.7mlのオイルを充填して動かす。
この発想はなかったよね!
世界を驚愕させたこの新しい時計は、
同年のジュネーブ時計グランプリで
Horological Revelation賞を受賞したんだよ。



今回の新作モデル「Type3BBB」は、
世界初のオイル封入式機械式時計を継承し、
モノクロームで表現した。
3つの「B」は、
ブラ ックケース、ブラックダイヤル、
ブラックバックル&ストラップの
頭文字を取ったもの。
モノトーンブームがまだまだ続いている
最近の空気感にもピッタリだよね。

エッジからエッジまでがガラス張り。
これも独特だね。

とはいえ、なんでわざわざ
オイルを充填するんだ?って思うよね。
新しい発想が生まれたのはいいことだが、
手間が増えるのはもちろん、
ちと使うのが危険な気もしてしまう。
オイルを充填する旨味がほしいってもんだ。
さすが実力派の革命児。
その辺りも、ちゃんと考えられているよ。



ポイントはオイルと、もう一つ。
自社開発のROCSユニットだ。
これは、軌道に乗って互いを追いかけるように
常に文字盤が動き続けられるようにする
機構のこと。
これがすごくてね。
なんと215個ものパーツで構成される。
もちろん特許取得済みだ。
これらが合わさることによって視覚効果が生まれ、
視認性も上がるんだって!


分針、時針、日付、曜日、温度計などが
セットされた文字盤と、
ドーム型のサファイアクリスタル風防の間に
オイルを満たす。
こうすることによって目の錯覚が生じて、
流れるような流動性を表現できるんだ。
まるで生き物のように、
常に文字盤が滑らかに動き続ける。
まさに遊び心だわな。

さらには、光の屈折が起こり、
文字盤の上の情報が
まるで1枚の絵が描かれたかのように
浮かび上がってくるから、
高い視認性でとても見やすいんだ。

針や文字盤が層状に重なってる
よくある機械式時計とは
まったく見え方が違うよね。
なんだこれ!めちゃお洒落!!!

ケースにはポリッシュ仕上げの
ブラックDLCコーティングされたチタンを採用。
文字盤も真っ黒。
そこに合わせるインジケーターは
白とライトグレーのみにして、
コントラストを強調するデザインに仕上げた。

4620000円(税込)と、
遊びを楽しむ時計としてはちと高い? 
でも、新しい!新しすぎる!
そして、他にはない唯一無二もカッコいい!!

1年間の期間限定発売か。
唯一無二に、期間限定の合わせ技はズルい(笑)
欲しくなってしまったなあ。

金持ちオヤジの遊び時計。
これほど最適なものはないんじゃないか?