新しいBMW M3、M4を見て思い出してしまった。
何度も書いているが、
戸賀は何台ものBMWに乗ってきた。
3(F30)に始まった。
タイヤがデロデロになるまで走って
その魅力に取り憑かれた戸賀は、
帰国便で購入を決めていた。
アイドリングから違った。
BMWはジャーマンの中でも、
かなりラテンな性格だと思う。
特にM4(M3)は、ラテンだった。
走りは骨太で、排気音は官能的で、
運転はしやすかった。
毎晩のように走り回った。
アジア初のBMW認定チューナー「スタディ」で、
300万円は使った。
ホイール&タイヤに、
アクラポビッチのチタンマフラー、
スタディ特製コンピューターチューンなどなど、
よくいじった。
無敵のM4だった。
本題に。
新型M3、M4が1月26日に発売された。
迫力のある大型のキドニー・グリル。
賛否分かれそうだが、俺は好きだ。
ノーマルの4が同じグリルなのが気に入らないが(笑)
M専用ならよかったのに。
グリルの大きさだけじゃない。
合わせて冷却性の高い大型のエア・インテークも
積まれているんだ。
圧力損失が最小限に抑えられていて、
レスポンスがとにかくいいらしい。
乗ってみたい。
中身はサーキットを想定したスポーツカーそのものだ。
BMWであって、BMWじゃない。
加速も申し分なく、
0-100km/h加速4.2秒という速さだ。
インテリアを見ると、Mスポーツシートに、
Mモデル専用のメーターパネル、
M専用のステアリングとてんこ盛りだが……
レイアウトが他社と比較すると半歩古い??
いいんだ、そんなことは。
あの珠玉の直6があれば!
乗りたくて乗りたくて仕方がない。
今一番乗りたいクルマだ。
男らしい唯一のドイツ車に乗りたい。