新しいBMW M3、M4を見て思い出してしまった。


何度も書いているが、

戸賀は何台ものBMWに乗ってきた。

3(F30)に始まった。



F12、650iカブリオレ。
これは良かった。
最高にエレガントだった。
今でも見かけると
どんな人が乗っているのか見てしまう。
こんなに美しい4座オープン、他にないと思う。
XKより、ポルトフィーノよりいい。


37歳?38歳?の時には、Z8に乗っていた。
スペシャルのスペシャルだった。
BMWには特別な思い入れがある。


特に楽しかったのは、M4だ。


出会いはイスタンブールのサーキットだった。

タイヤがデロデロになるまで走って

その魅力に取り憑かれた戸賀は、

帰国便で購入を決めていた。


アイドリングから違った。

BMWはジャーマンの中でも、

かなりラテンな性格だと思う。

特にM4(M3)は、ラテンだった。

走りは骨太で、排気音は官能的で、

運転はしやすかった。

毎晩のように走り回った。


アジア初のBMW認定チューナー「スタディ」で、

300万円は使った。

ホイール&タイヤに、

アクラポビッチのチタンマフラー、

スタディ特製コンピューターチューンなどなど、

よくいじった。

無敵のM4だった。



本題に。

新型M3、M4が1月26日に発売された。



迫力のある大型のキドニー・グリル。

賛否分かれそうだが、俺は好きだ。

ノーマルの4が同じグリルなのが気に入らないが(笑)

M専用ならよかったのに。


グリルの大きさだけじゃない。

合わせて冷却性の高い大型のエア・インテークも

積まれているんだ。

圧力損失が最小限に抑えられていて、

レスポンスがとにかくいいらしい。

乗ってみたい。

中身はサーキットを想定したスポーツカーそのものだ。

BMWであって、BMWじゃない。


加速も申し分なく、

0-100km/h加速4.2秒という速さだ。


インテリアを見ると、Mスポーツシートに、

Mモデル専用のメーターパネル、

M専用のステアリングとてんこ盛りだが……

レイアウトが他社と比較すると半歩古い??

いいんだ、そんなことは。

あの珠玉の直6があれば!


乗りたくて乗りたくて仕方がない。

今一番乗りたいクルマだ。

男らしい唯一のドイツ車に乗りたい。