いよいよ返却です(涙)
流行の5ドアハッチバックを作ったアウディ。
その頂点が、アウディA7スポーツバックだ。
今お借りしているモデルが、その最新型。
A7スポーツバックの二代目になる。
メルセデス・ベンツで言えばCLSシューティング・ブレーク、
BMWなら6グランクーペ？
いや、6GTか。
どのモデルも流麗で、エレガントだ。
それまでのベースモデルが、本来こうあるべきでは？
CLSや6シリーズ・グランクーペが出て、そう思った。
特に、キープ・コンセプト以外、
目新しさを感じない5シリーズを見ていると
逆に違和感を感じてしまうくらいだ。
戸賀が所有しているEクラスは、ド王道。
数年後にはやはり古臭いモデルになっているのかもしれない。
いや、Eクラス好きにはそうあって欲しくないが。
このA7スポーツバックは、
既存のモデルにとらわれることなく、初代が生まれた。
アバントの実用性を持ちながらも、
よりグラマラスなボディを持った。
ドアの厚みを見れば、その美しいボディ、
その存在感がわかる。
顔は、ハンサム系のアウディにして、
A7スポーツバックは、ちと強い、濃い。
でも、レクサスの顔ほど濃くはないのがいい？
エンジンは一種類、
340ps／500Nmの出力を発揮する
3リッターV型6気筒を搭載。
駆動方式は、後輪の駆動をコースティングする
最新世代のクワトロだ。
そのパワーユニットには、
48Vのマイルドハイブリッドシステムが組み込まれている。
マイルドというだけあり、EVとしての存在感は弱い。
ほとんど感じられないのが寂しい。
ところが、内燃機関、ツインスクロールターボと、
デュアルクラッチを用いた7速Sトロニックの加速は、
想像以上にすごい。
軽快きわまりない。
だから、余計にモーターを感じづらいのかな。
もう一つ驚いたのは、
A7スポーツバック、後輪操舵と、
可変ギアレシオのステアリングの組み合わせで、
巨体を軽々とコーナリングさせてくれる。
GT3？
それは大げさ過ぎるが、ほんとに軽快だ。
ただ、ボディがちと緩い？
美しさと引き換えに、リアの剛性を落としたか。
まあオタクじゃないとわからないけどね。
ちなみに、S5スポーツバックはいい剛性があったと思う。
20インチの大径タイヤのせいかもしれない。
乗り心地は悪くないんだけど。
でも、似た存在であるパナメーラと比較すると……
ポルシェと比べちゃいけないか。
とにかく、軽快過ぎる走りは、
いい意味で、ドイツ車が持っていた骨太な感じはないが、
軽快過ぎるくらいシャキーンなのがいい。
インテリアのセンスは、ずば抜けている。
ポリゴンで統一されたインパネやメーターは、
最高にクール！
特にセンターパネル、二段構えの巨大なモニターは、
圧倒的だし、でもって使いやすかった。
スマホをいじれる人には、最高のモニターだと思う。
鶴ちゃん、買い替え？(笑)
丸田さん、小島さん、八木さん、毛呂さん、
色々ありがとうございました！
またお声掛け下さいね。
アウディ