数日間をともにしたフェラーリFFと、
お別れに。
束の間のランデブーだった(泣)
楽しい日々をありがとな。



24日から5日間の蜜月。
蜜月って言わないか(笑)
ロマンチックな5日間だった。
エンジン音、ラグジュアリーな内装、
誰にも似てないスタイリング、
何もかも、すべて忘れられない。
く甘くて熱い日々だった。



クリスマスイブの六本木、
外苑東は、すごい人でした。
わかってて向かったんだけどね(笑)



今日は、けやき坂(笑)

滑らかなV12、街中では意外に静かだった。
フェラーリ特有のこもった排気音ではなく、
ずいぶんとマイルドだった。

V8フェラーリほどじゃないサウンドは、
ラグジュアリーなグランツーリスモ、
その頂点に君臨するFF、
そのキャラクターに合ってると思ったが、
モデナ、430、458、カリフォルニアに
搭載されるV8のほうが、
官能的な音が楽しめると感じた。
V8フェラーリ好きとしては、
ちと物足りなさを感じたんだが……
それは、走らせて変わった。



首都高に向かう外苑東、
飯倉片町交差点のフェラーリには、
シルバーのFFが売られてた。
渋いな。
ウェルカム!と言われてるような(笑)

交差点を左に折れて、右にUターン。
首都高六本木から乗った。
マニュアルモードを選択して、
すぐに5cm程度、窓を開けた。
エキゾースト・ノートを楽しみたかった。

ETCの音がして、アクセルを踏んだ。
上り坂、ぐいぐい加速する。
明らかに速い。
排気量6000cc以上!
650馬力!
下からたっぷりあるトルクは、
3000rpmもあれば、都内じゃ十分すぎたが、
それ以上は、パワーの塊だ。
合流、右ミラーを見たら、
後続車はかなり遠くに見えた。
ステアリングについてる
ウインカーを右に出して、
3000rpmあたりのFF、
アクセルを床まで踏み込んだ。
ステアリングをわずかにしか切ってないが、
後輪が軽く滑った。
お!っと思ったが、FFは4駆だ、
すぐに収まる。
安定感が高い。
ハイプライスなフェラーリ、安心感か。

650馬力を誇るV12、
3000rpmあたりから
あのフェラーリの官能音を奏でた。
エレガントだった実用域を超えた瞬間、
一気に吠えた。
驚いたのは、
ストレスなく8000rpmまで
一気に回りやがった。
パワーダウンを感じさせないまま。
10000rpmまで行きそうな勢いだった。
V8より、
高回転では透き通ったサウンドだ。
フェラーリなんだが、
今まで聞いたことがないような音。
肉厚なパワーに、肉厚なサウンドが
レッドまで続くのだ。
すげえ!

目黒線合流手前の左コーナーで、
強めにブレーキング。
セラミックはまだ暖まってなかったが、
そのまま入った。
とにかく安定してる。
上手くなったような錯覚すら起きる。

東京タワーを左手にみて、また全開。
窓を閉めると、
排気音はかなり遮断された。
後で気が付くんだが、
なんと二重ガラスだった。

トルク、パワーがありすぎて、
4WDとはいえ、
首都高の中速コーナー、
芝公園あたりでも、
ずるっとケツが流れるが、とにかく安定。
前輪が持っていってくれる。
これなら踏める。
もちろん、
デバイスが介入するが、安心感ぱない。

浜崎橋を左に、
そこからはクルージングに切り替えた。
俺のクールダウンもしなきゃいかん。
この後、カメラもあるし(汗)

車重の重さもあってか、乗り心地はいい。
快適なカリフォルニアより快適だ。
M4のほうが、よっぽどスパルタンだ。
FF、
やはりその性格は、
グランツーリスモだった。



助手席にもモニターがあった。
ギア、タコメーター、速度の他、
色々表示するが、なんのため?
インストラクター?(笑)
何もかも俺の好み。



名残惜しいなあ。
戸賀ももっともっと上を目指して、
頑張ります。
戸賀と時間をともにしてくれた
フェラーリFFに言いたい。
貴重な経験をありがとう!
またいつか会える日まで!


フェラーリジャパンさん、
コスモの山口さん、
今年最後に
bigなクリスマスプレゼント、
ありがとうございました!
一生忘れません!
いつか必ず買ってやります!


フェラーリ
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