60周年を記念したMEN'S CLUB11月号、
もうお読みいただいていますよね?



そのなかで展開している特集
「MEN'S CLUBに贈る言葉」では、
ビームス設楽社長、
ユナイテッドアローズ重松名誉会長など、
これまでMEN'S CLUBを愛し、
そして支えてくださった
業界の諸先輩方よりご祝辞と、
MEN'S CLUBに対する想いを賜りました。

この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。



最後の見開きでは、
「60周年の60ワード」と題して、
多くの方々から賜ったご祝辞を
掲載させていただきました。

トッズ会長兼CEO、
あのデッラ・ヴァッレ会長からも!
お祝いのコメントをいただきました!

お言葉をいただいた多くの皆様に、
重ねて御礼申し上げます。

掲載スペースの都合もあり、
皆様には恐縮ながら
「60ワード」という限られた文字数の中でのお願いとなり、
お手数をおかけしました。

ナノ・ユニバースの藤田社長にいたっては、
60文字では語り尽くせないほどの小誌に対する
厚い想い、ご祝辞を賜りました。

ご本人のご希望もあり、
僭越ながら誌面では一部を
抜粋させていただきましたが、
この場をお借りしまして、
全文をご紹介をさせていただきたく存じます。


《以下原文》

私がメンズクラブを初めて手にしたのは、
今から40年も前の小学生の頃です。

それは、TIMEやPLAYBOYといった
アメリカの雑誌と共に父の書棚の中にあり、
当時全盛期であった
トラッドファッションのスマートな着こなしに、
胸を高鳴らせながら
夢中で繰り返しページをめくっては
読み返したことを覚えております。

VANやMcGREGOR等からなるチェック柄を取り入れた
アイビーのコーディネイトが特に気に入り、
鮮明に記憶しております。
思えば、それが私の洋服に対する目覚めであり、
原点でもありました。

そもそも高度成長期を走り抜けた父の世代にとって、
アメリカナイズされた生活はステイタスであり、
中でもメンズクラブはバイブルのような存在でした。

父も当時、メンズクラブから得た知識を元に
KENTのスーツやCOLE HAANのシューズといった
アイテムを愛用しておりました。

私がアメリカに留学したのも、
帰国し導かれるようにCOLE HAANに初就職するに至ったのも、
極自然な流れであったように思います。

その後もトラッドファッションへの憧憬は
私の中に脈々と流れ、
基盤を形成し続けているのです。

現在メンズクラブは、
戸賀さんの手業により
渾身のファッション雑誌に生まれ変わりました。

そこに老舗の看板に対する誇りや意地や熱意を強く感じ、
又、常に表現をアップデートしつつ
『本質は普遍』であるという事を、
改めて思い知らされました。

私の周りは有名セレクトショップを営む
仰ぎ見る先輩諸氏ばかりです。
戸賀さんは同世代であり、
心情的にも共感性が高いように感じるのは私だけでしょうか。

時に否定する勇気を持ちながら改良改善を重ね、
迷いの中に確信を見つけては行動実行し、
実績や重圧と孤独に戦う。
その経験が現在、
メンズクラブの唯一無二の最高を創出しているのです。

60周年おめでとうございます!!!


ナノ・ユニバース 代表取締役社長
Hiroyuki Fujita 藤田浩之



藤田社長、本当にありがとうございました。
涙が出ます。
僕の宝物が増えました。
心が温まると同時に、改めて身が引き締まる思いです。


多くの皆さまのMEN'S CLUBに対する
想いを知れば知るほど、
これまで60年間、MEN'S CLUBは、
いつの時代も日本人男性の
“憧れ”の存在としてあり続けたのだと、
改めて思い知らされました。

今回、
多くの諸先輩方にいただいた
お言葉を深く心に刻み、
これからも読者の皆さんの憧れであり、
時には友人でもある
楽しい誌面やイベントを部員ともども
作っていけたらと思っています。

皆さん、
これからもMEN'S CLUBを宜しくお願いいたします!


ナノ・ユニバース
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