ゆっくり風呂に入った。
ちと生き返った。
ついでに、
タンブール エヴォリューションGMTを
洗ってやることにした。
100m防水だ。

タンブールの時間を、
日本時間に変更し忘れてた。
次の海外は、アムステルダム。
時差7時間。
GMTを合わせたが、
出張はまだ先だ(笑)

「戸賀さん、
腕時計は、100年後なくなると思う」
MITメディアラボ石井教授の話を思い出した。

教授には失礼だが、
あまりクールじゃない
赤いデジタル腕時計をしてた。
それでも、
デジタルのそれには、未来がある。
現状を凌駕するほどの発展性があるだろう。
軽く想像がつく。
が、
機械式の腕時計に未来はない、
とは聞き入れられない。
でも、教授は曲げなかった。

先生、
腕時計の魅力は機能、時間がわかるだけじゃないんです。
機械腕時計は、
その人となりを表すアイテムであり、
人によってはアクセサリーであり、
使い方によれば、クラスを教えてくれ、
場合によっては、恋愛にも効くんですよ。
そこには、小宇宙があるんです。
「なるほど」
メモを取ってた。
「それでも
携帯電話が
モンスターになったように、
腕時計にも革命が起きると思います」
なくなるとは言わなくなったが、
曲げなかった。
「アート、デザイナー、テクノロジーすべては、
アトムからできてますから」

スーパーインテリが何を言おうが、
腕時計は、なくならない。
確かに、もっともっと進化もするだろう。
マニュファクチュールなら
生き残れるとも言わない。
が、
機械腕時計は、道具ではない。
道具としての腕時計は、
道具度を上げるために、
色々と変化していくだろう。
だが、機械腕時計は、
僕らの武器になって、
僕らの思い出になるだけじゃなく、
僕らの思い出をいつまでも作り続けてくれる、
何よりも強く。
僕はそう思ってる。

今、僕を格上げしてくれてるのは、
タンブール エヴォリューションGMTだ。
手に入れたばかりのタンブール、
可愛くて仕方ない。
愛機の意味を教授に話し忘れた。

タンブールは、俺の愛機。
石井教授のデジタルは、道具でしょ。
いつか教授に、
タンブール買わしてやるか(笑)


ルイ・ヴィトン
http://m.louisvuitton.jp/