戸賀敬城オフィシャルブログ「南青山で働くメンズクラブ編集長・戸賀敬城のお茶目な社交&お買い物日記」Powered by Ameba-image.jpeg
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RCZを先ほど手放した。
金があれば持っていたかったが……
許せ。
 
RCZは、2台乗った。
ホワイトパール、
そしてこのブラウンメタ。
ともに左ハンドルのMT仕様。
諸元にほぼ変わりはない。
限定車であることくらいだ。
2台で、約2万km乗った。
よく乗った。
 
何よりそのデザインがすごい。
スタディとして発表されても、
発売時には、こんなもんか、と
市販車用にずいぶん
フツーになってしまうクルマが多い。
が、RCZはほぼスタディのまんまだ!
とにかく、見られる。
そんなわけで、
限定ブラウンも目立ったが、
標準色のホワイトパールでも
かなりかなり目立った。
 
デザイン性だけじゃない。
そのクォリティがまた高い。
400万円には見えない。
というか、言われたことがない。
こちらから言うと、
「え!600万はするでしょう」
が一番多かった。
 
見た目だけじゃない。
走りがよかった。
フロントは、
マクファーソン・ストラット、
リアが、
トーション・ビームと、
ちと古いサスを採用している。
そこに、
19インチのホイールを履いている。
初めてカタログをみたとき、
あ、こりゃバタつくな……
と思ったもんだ。
が、これが実にいい。
デカいタイヤに
まったく負けてないんだ。
ルックスだけのクルマじゃないんだ。
 
プジョーは走りのブランドだ。
が、中でもRCZは、
そのDNAを受け継いだモデルだ。
名車205GTIに継ぐ
と言っても過言ではない。
 
エンジンは、
1.6リッター+ターボでしかない。
が、MT仕様の200psは
はんぱじゃなかった。
 
3500rpmを超えたあたりから
ぐぐぐ~んとターボが効いてきて、
その官能的なエグゾーストとともに、
一気に吹き上がるのだ。
911carreraと比較してはいけない。
ボクスターとも比較してはいけない。
が、街中では負けたことがない。
とにかく扱いやすいターボにして、
めちゃくちゃ速かった。
もちろん、燃費もよかった。
 
下取りも、よかった。
限定車ということもあり、
満足いく数字だった。
 
慣らしもちゃんとやった。
手洗い洗車もやってた。
ホイールもガリってない。
たった3000kmだったが、
本当によく走ってくれた。
昨日のアクアラインのラストラン、
本当に楽しかった。
萎えたオヤジを上げてくれた。
 
オヤジにスポーツカーは似合う。
が、スポーツカーは、
若者こそ乗るべきだと思う。
運転の技術はもちろん、
ファッションや女子のこと、
色々教えてくれる。
ミニバンじゃわからないことが
たくさん詰まってる。
 
RCZはマイナーチェンジしてる。
新しいRCZで、
一度しかない人生を楽しめる人、
とっても羨ましい。
 
RCZ、ありがとう。
そして、さようなら。
最後の洗車。
 
 
RCZ