戸賀敬城オフィシャルブログ「南青山で働くメンズクラブ編集長・戸賀敬城のお茶目な社交&お買い物日記」Powered by Ameba-20130216_131408.jpg

何を隠そう、
でんは僕にアストンマーチンを買わせようとしてる。
僕は岩田吾さんと違って、貧乏だ。
アストンマーチンも
アストンマーティンも買えない。
金がない。
「120回ローンも組めますから!」
でんよ、僕にはそんな金がない。
「嘘ですよ!」
いやマジだって。
 
RCZもBMW328iも、
もちろんRT1200Tも売る気はまったくない。
第一、妻に殺される(笑)
「いや、いけますって!」
でんはこの2か月くらいこの調子でね。
オーナーになってからずっと。
最初はささやく程度だったんですが、
いまじゃでかい声で(笑)
声の大きさは関係ないのに。
 
アストンマーチン、そりゃ欲しい。
買えるならみんな買うだろ。
でも、金がない。
あれば、911GT3が欲しい。
五味さんが推す997carreraSの
クロノ&スポエグだって欲しい。
でんのアストンが最高なのもわかってる。
でも、都合があるんだよ都合が。
 
とはいえ、気持ちが動きはじめてる。
でんの口説きが、
刺さり始めてるわけです。
怖い。
じゃなきゃ、
土曜、でんとハンバーガーなど食わない。
フレッシュネスにいた。
話が長引き、タトラスの事務所にきてる(笑)
 
アストンマーチンは、
5年ちょい前、
フランスのあるサーキットで乗った。
タグ・ホイヤーのイベントだった。
それはDB9だった。
正直ちと退屈だった。
重いエンジンと、
ちょっとだけいい音、
かなりラグジュアリーな内装。
気持ちいい走り、というよりは、
グランツーリスモ的なものだった。
僕にはまだ早い世界だった。
 
その時、
997前期型のGT3にも乗った。
タグには本当に感謝した瞬間でもあった。
すごかった。
軽さ、速さ、スパルタンさ、サウンド、
曲がる、止まる、何をとっても一流だった。
それがきっかけになって、
997carreraSを買うことになった、MT仕様の。
それくらい刺さった。
あれからGT3は、僕の頂点として輝いている。
が、
991carreraSのそれが、
GT3を抜いている、と五味さんが熱く語る。
そして、でんのヴァンテージSが唸る。
でんも唸ってる(笑)
確かに、
GT3のそれがちと曇ってきていること間違いないが、
金がない。
それでもここででんと話してる。
僕は本当に馬鹿だ。
そして、
こんな僕と一緒にいてくれてる妻に感謝し、
45年間見守ってくれた母さんにも感謝しつつ、
目の前の同じく馬鹿男なでんにも、
同じように母さんがいて、
おまえも母さんに感謝しろ、
とか言いながら、
でんのアストン話に聞き入ってる……
困ったもんだ。
 
アストンの12気筒……
 
結論はそんなに早く出ないよ。
くれぐれも野澤会長に宜しくお伝え下さい。

でんの口説きでくらくらしてる45歳。
 
 
アストンマーチン