おはようございます。
フランスの名靴、憧れのコルテ。
いつかは、と思っていたコルテ。
ようやく僕の手元にきた。
感動してる。
40歳の記念にコルテを、と思ったが、
早いかと諦めた。
50の自分に贈ろう、と。
だが、
12月にちと立ち寄っただけで
コルテにやられてしまった。
オーダーしてしまった（汗）
人生折り返しを過ぎた。
9月で45になる。
たぶん30年生きられないと思う。
靴には、履いて捨てる靴と、
生涯履ける靴がある。
履いて捨てる靴は、トレンドが強かったり、
実用性に長けていたりする。
が、生涯履ける靴は、
まあ比較的コンサバに着地しやすい、
僕の中では。
でも、たまにしか履かない靴に10万も20万も使うのは
ちとおかしい。
月に3、4回は履いて、
60過ぎまで履けたら素晴らしい。
20年間、毎年1万足らずで、
毎年いい顔できる。
20年間所有してる靴なんて美しい。
話としても美しい。
ヨーロッパの靴職人やデザイナー、オーナーたちは、
そんな靴を来日しては、僕に自慢した。
それは、買える買えないではない。
モノを靴を大切にする姿勢と、
その靴の耐久性、作りが素晴らしい、と。
もちろん僕もそんな靴をいくつか持っている。
が、もったいない靴が多い。
僕の持っているブランドJやEは、
またいつか履くかもしれないが、
いまのファッション、気分だと履くわけもない。
靴は素晴らしいが、
いい買い物をした、とは言えない。
でも、シューズinクローゼットでは、
一番いい棚でのさばっている。
失格。
僕の数少ない経験で、
コルテならいける、と思っていた。
中でもいけるコルテを作ろう、
そう骨董通りの一本裏にあるショップで即決してしまった。
確か12月のことだ。
1ヶ月くらいだったか、
ショップから電話があった。
出来上がりましたよ、と。
1月、2月は本当に目が回るような忙しさだった。
いや、3月も忙しい。
貧乏暇無し、は僕のための言葉だ。
毎日思う。
とにかく、取りにいけなかった。
行きたかったのに、いけなかった。
週末、妻と行こうかな、とも思った。
が、妻にプライスがバレると怒られる。
僕は良い靴を履いた良い夫になりたい（笑）
やっぱり引き上げづらかった。
ショップの皆さん、本当にごめんなさい。
先日、意を決して店に行った。
雨の夜。
相変わらずエロジュアリーな店内は、
僕を誘っているようだった。
もちろん、
コルテは、エロジュアリーな靴だ。
ただの名靴ブランドではない。
どうですか、完成したコルテ。
僕が選んだのは、マーラというモデルです。
エレガントでしょ。
コルテといえば、アルカ、
僕のファースト・コルテは、アルカだ、と思っていました。
このマーラが、覆した。
タイプの女をあざ笑うかのように。
マーラは悪い女だ（笑）
シューレースの佇まいが美しい。
ここが刺さった。
パンツ、素足、その先にレースがきれいにみえる。
イメージができた。
美しい。
マーラにしてよかった。
そして、
裏にはゴムを採用しているので、
何気に履きやすい。
足も入れやすい。
雨の日は絶対に履かない。
降水確率20％の日しか出さない（笑）
カラーレーションは、
焦げ茶ベースのムラ仕様にしてもらった。
写真が下手でよくみえないかな？
葦田さん、イメージどおりだよ。
上品でいい色に仕上がった。
ありがとうございました。
細身のチノ、カーゴにも合わせたい、
そう思っていた。
この夜は、ソリードのカーゴ。
いい感じでしょ。
デニムにも合わせたい。
足元を格上げするオーラ。
名靴だけがもつオーラ。
僕の靴はマーラ（笑）
すみません。
しかし、本当に気に入った。
付属のシューレースの他、
もう1組、プレゼントしてくれる。
これはコルテの広告の複写。
このリボンにしてもらった。
可愛いでしょ。
こいつに入れ替えたら
もちろんアップするよね。
納品前の磨きをかけている間、
ショップ内をうろちょろしてみた。
まだ完成前のコルテ。
ここでもろもろ相談したりする。
完成まで立ち寄って、
いろいろやるのも楽しいだろうな。
納品を待つコルテたち。
その人の靴に、
その人の生活は表れていると思う。
名靴は素晴らしい。
美しいオレンジを履く勇気はない。
が、コルテで2足目、3足目を買う人のための靴だ。
間違いない。
僕も2足目、3足目のコルテを選ぶなら、
こんなパープルやオレンジに挑戦してみたいぞ。
最後に記念撮影。
左は、コルテのアイリーンさん、
そして店長。
本当にお世話になりました。
色替えたくなったり、磨いてもらいたくなったら
またくるよ。
コルテ