編集長の代理でアップします
時計担当の有賀です。
今日はブルガリに行ってきました。
スイスからウォッチ・コミュニケーション・ディレクターの
パスカル・ブラントさんが来日。
プチコンプリケーションからグランドコンプリケーションまで
幅広い複雑機構のラインナップを携えてきてくれたんです。
ブルガリは今年の1月から、
同じグループのジェラルド・ジェンタとダニエル・ロートの
2つのブランドを「ブルガリ」ブランドで
リリースすることを発表したんですね。
なので、ジェンタ及びロートの今年の新作は
おのおののDNAに敬意を払って、
ジェンタはジェンタ、ロートにはロートの名前と
キャリバーネームもダイヤルに入っているんです。
こちらはジェラルド・ジェンタネームの「オクト・バイレトロ」。
八角形をモチーフにしたケースは
ジェンタのおなじみですが、
このミニッツレトログラード&ジャンピングアワーは
ジェラルド・ジェンタがパテント(特許)を
取得しているんですね。まさにシグネチャー。
SSケースになったことで、
値段もちょっと身近に。
179万5500円。
ジェラルド・ジェンタネームの
「ジェフィカ」と名づけられた1本。
なんと、ケースにブロンズを使っているんですね。
なぜかというと、元々ハンターウォッチ
として作られたためなんです。
光沢のあるメタルの時計だと、
狩猟時に光ってしまい
獲物に悟られる恐れがあるんですが、
このようにツヤ消しのブロンズだと
反射しないから好都合なんだそう。
ブロンドという素材を時計のケースに用いるのは
おそらく時計業界では初めてなんじゃないかとブラントさん。
横顔も個性的。
無機的なデザインが多い時計業界ですが、
こちらはアール・デコを彷彿とさせる意匠。
ちなみに、値段は169万500円。
じゃじゃ~ん。
いよいよ、グランドコンプリケーション。
ジェラルド・ジェンタの「トゥールビヨン・サファイア」と
呼ばれるこちらのモデルは、
ケース自体をサファイアクリスタルで
作ってしまったというスゴい1本なのです。
サイドに見える支柱には、スーパールミノヴァが
入っていて、暗がりでサイドから見るとそこが光り
いっそう面白い表情を醸し、
見れば見るほど興味をひく一本です。
バーゼルではショーケースに入っていて
手の届かなかった複雑時計を手にし、感激です。
気になるお値段は2467万5000円。
こちらはダニエル・ロートネーム唯一のSSモデル。
「クロノスプリント」といいましねてね。
一種のフライバックですね。
6時位置のインダイヤルが分+時単位の
クロノスプリント計になってまして、常に動いているんです。
7時位置のプッシュピースを押すと0にリセットされるという仕組み。
一旦押してリセットしなくていいので、便利ですね。
値段は139万6500円。
こちらがブルガリの本国の
ウォッチ・コミュニケーション・ディレクターのパスカル・ブラントさん。
元々ジャーナリストで、名だたる時計ブランドに携わって
本人曰く「いまいちばん時計がアツいブルガリ」にこられたそう。
この日に日本に到着し、かなりお疲れなのに
ジョークも交えつつ、たのしく時計をご紹介くださいました。
ありがとうございました。
トガブロ。、ここに引っ越します。ブックマーク願います!
メンズクラブのONLINE、チェックした?
メンズクラブのtwitter、
https://twitter.com/mensclubeditors
も宜しくです!
togacciのtwitterも宜しくお願い致します。