ファッション担当の石井です。
2009-10年秋冬NYコレクションの取材で
13日から現地に来ています。

「メンズクラブ」といえばアイビー、プレッピーの昔から
NYの最新情報に強い雑誌として知られていますが、
ここ最近では“アメトラ”の再燃などもあって
昨年あたりからまた力を入れています。

トガブロ。

3月号P.108~127の特集
「NYファッションの行方」は
どこよりも深く突っ込んだ取材をしているので、
ぜひぜひご一読ください!!


トガブロ。

トガブロ。

トガブロ。
写真は14日10時からブライアントパーク内の特設テントで
発表されたラコステ。ラコステはクリストフ・ルメールが
クリエイティブ・ディレクターが就任してから、
NYコレクションに参加していますが(最初のころはパリ)、
今やすっかり常連といった風格です。

スポーツモードの旗手として知られるラコステですが、
今回のランウエイショーではぐっと体数を絞って
“ピュアカラー”“リラックスエレガンス”をテーマにした
ぐっと大人っぽいルックを並べました。
写真ではよくわからないと思いますが、
スーツはジャージー素材、胸に大きなワニロゴが入っています。



トガブロ。
ショー後におこなったルメールへのインタビューでは
「今回はラコステのシックで洗練された側面を強く訴えるために、
あえて“クラブライン”だけをショーで見せた」と語っていました。

素材もコットンカシミアやダブルフェイスウールといった
高級感のあるものを多用しています。ルメールいわく、
“クラブライン”に関しては、常に創業者で
テニスのトッププレイヤーであったルネ・ラコステが
現在も生きていたら、プレイ以外の場でどういったものを身に着けるか
イメージしてコレクション制作に取りかかっているそうです。


トガブロ。

トガブロ。

トガブロ。
これはショー当日の夕方、ミートパッキングエリアにある
高感度セレクトショップ、ジェフリーでおこなわれたアフターパーティで
撮影したもの。従来よりも若い世代に向けた“RED!”ライン発売の
お披露目も兼ねたパーティでした。メンズクラブでも3月号で
この新ラインのことはレポートしています!


トガブロ。
当日のディナーはホテル近くにあるトライベッカ・グリルにて。
※ごめんなさい!! 料理を撮影するのを忘れました。
ここはロバート・デニーロが共同経営するモダンなグリルハウス。
写真は右からラコステのPRを担当する4Kの河村さん、
ラコステのマーケティングマネージャーのロイックさん、そして4Kの栗本さん。
ステーキをたらふく食べて12時前に解散となりました。


トム・ブラウンの不参加で盛り上がりに欠けると
噂されていたNYコレクションですが、
トム・ブラウンはピッティ・ウオモの招待デザイナーに選ばれ、
イタリアで新作を発表したため、NYコレクションは参加していません
トガブロ。

トガブロ。
(ピッティ・ウオモでの様子)


トガブロ。
(ミラノコレクションで初めて発表された
モンクレール ガム・ブルー。秋冬よりトム・ブラウンが手がけています)
いざフタを開けてみると、それほど心配ない様子です。


トガブロ。

これまでミラノメンズコレクションでランウェイショーをおこなっていた
カルバン・クライン コレクションをは今回からNYに復帰。
メンズを手がけるイタロ・ズッケーリはトム・ブラウンとも親交がそうとかで
会場にはトムの姿も見られました。
ショーはさまざまな色のトーン・オン・トーンで合わせた
ミニマルなスーツスタイルでスタート。
中から終盤にかけてはボンディング素材で独特の張りをもたせた
テーラードジャケットやパンツ、
ラミネート加工を施した強い光沢のコートなども登場し、
会場を沸かせていました。