原発報道にすごくいらいらする。

マスコミやマスコミに出演する住民たちに。

もう少し自分の頭で考えたらどうなのだろうか。

「可能性がある」というあいまいな言葉や基準値を言わずに「なんミリシーベルトもある!」のような報道には吐き気がする。

もちろん震災当初の日本国政府の発表の仕方も最低だった。

「直ちに健康被害はないが」の「直ち」ってなんだろうか。

人を馬鹿にするにもほどがある。


と、罵詈雑言はこのままにして、原発事故に関して私の思うところを書きたい。



○建屋は吹き飛んで正解な気がする

建屋は吹き飛んで正解だと思う。こんなことを書くと怒られるかもしれないが、

建屋を強固に作りすぎると、水素爆発をしたときに力が内部にこもり、爆発の力が内部にこもる。

そうすると内部の配管や最悪格納容器を傷つけることになりかねない。


同様の例が自動車だと思う。自動車はフロントをやわらかくて、事故の際に潰れることで衝撃を吸収し、搭乗者の安全を守る。

同じようにわざと吹き飛ぶように作って、爆発の力を逃がしたのではないだろうか。

まぁ普通に爆発を防げるような構造はしてなかったし。



○放射能で騒ぎすぎ

第二次世界大戦後、大国で核兵器の開発競争が起きた。

それは大気圏内だけでも500回以上。

たとえばアメリカはネバタ州で核実験を行っているが、

ここはラスベガスから100キロ程度しか離れていない。

アメリカは核実験と癌の因果関係はないと言っている。

もともとアメリカはラドンを滋養強壮剤として飲んでみたり、

足のサイズを測るために放射能をあまり考慮していないレントゲン装置を作ったり、

放射線とはまったく関係ないが、水銀を飲んでみたいするとんでもない国だが、

子どもたちが大量死したという話はあまり聞かない。
(若干聞くんですけどねー。でも因果関係をきっちり証明できるレベルでないのは確か)


ちなみに原爆は当然ながら人を大量に殺傷することを目的に製造される。

この目的のためなら放射能の量も度外視するだろう。

対して原発はできる限り安全に作ろうとする。

当然放射能の量も減る。



世界の過去はこんなにも放射能に満ち溢れていた。

今の中年たちの幼少期はこんな世界だった。

そんな世界で生きてきた人たちが割りとピンピンしている。

だから私は多少の量であるならば、放射能を浴びても問題ないと考えているのである。

個人的には中国は騒ぎすぎだと思う。国内で核実験やっていたから、かなりの量を知らぬうちに浴びているだろうに。



ここからは愚痴だが、X線に放射能を使っていると知らなかった人間や、原発が爆発することを想定していない人が、いまさらギャ-ギャー騒ぐのはどうかと思う。

というより、彼らの騒ぐ資格はない。

そんなんだからマスコミもすべて含めてスリーマイルと福島とチェルノブイリを全部同列視することになった。

ちなみにチェルノブイリは制御棒を抜いた状態で運転をする実験をして、爆発している。

知識を持とうとしない人間が多数いるから事故が起こった。

事故が起こったのは政府の責任だけではなく、今まで危険から目をそらしてきたり、本気になって訴えてこなかったマスコミや国民にだって当然あると私は思っている。
(もちろん私にも責任はある)



○津波は想定外
今まで地震が危険だという類の話は聞いてきた。今回は誰もが想定していなかった津波で事故が起こった。想定外ですむことではないが、情状酌量の余地はあると思う。

ちなみに報道ではフランスの原発は安全だと報道されているが、

フランスの原発が地震に耐えられるかなんて誰にもわからない。

実際に遭遇したことがないのだから。

そういう意味では、日本の原発は地震に対しては強いといえるのかもしれない。


○事故で気になるポイント

①これまで補助金をもらってきた自治体の補償額が気になる。これまで交付してきた補助金を差し引いた額しか交付されないなんてことには・・・ならないよね。きっと。そんなことすれば、原子力行政は破綻するし。

②事故によって非難命令が出されたけど、これによって救助もできなくなった。救助すれば助かった人たちに害する補償額がどうなるかが気になる。



○個人的には

個人的には放射能を過度に注視するより、さっさと自殺報道を辞めたほうが有意義だと思っている。

というかマスコミなんて数字が取れるから福島の事故を報道しているだけだということを認識したほうがいい。

もし彼らにとって福島の事故が自分たちに不利になるならば、

きっと彼らは報道しない。

彼らは無知ではなく、自分たちの利益のために報道するかしないかを決めている。

民主党政権をあれほど押していた時だってそうだ。

彼らは民主党政権がここまで酷いと知らなかったと釈明しているが、

もし本当に気づけなかったとしたら、彼らはどれだけ人を見る目がないのだろうか。

マスコミに対するメディアリテラシーを養ったほうがいいと思う。

マスコミの情報を信じている分、ネットよりたちが悪いと私は思うのである。
国内大手では一番調子が悪いNEC。

収益率は低いし(ってか赤字だし)、海外展開はダメ、クラウドも出遅れています。

そんなNECにも復活の兆しを発見しました。

いや、業績が上向いているとかそんな話ではないんですけどね。


気づいたのは日系コンピューターを読んでいて。

具体的にはクラウド特集でのインタビューです。

ここで各社が話していることは、日立は製品ここの優位性を、データと富士通はサービスの優位性を、
そしてNECはクラウドの方向性を語っていることです。

たとえば日経コンピューターの4月28日号、66ページがから始まっているCloudDaysTokyo2011のレビューのタイトルをまとめると以下の感じです。

○富士通
「多様なクラウドサービスを活用し便利で快適かつやさしい社会を目指す」
 ・多様なクラウドサービスはニーズに応じた使い分けと連携が可能
 ・農業でのクラウド活用により祖y区の安全・安定供給へ貢献
 ・在宅医療を支援するクラウド 航空機の部品管理も効率化

○日立
「クラウドに適した領域とは 導入事例に見る検討のポイント」
 ・自社に適した軸を設定して各種業務システムを整理する
 ・パブリックとプライベートそれぞれのクラウド活用事例
 ・コンサルティングから運用・保守まで各フェーズで顧客を支援

○NEC
「インテリジェンスマネージメント環境「巨大知恵袋」をクラウド融合で創造」
 ・経営システム改革実践の成果をソリューションとして顧客に提供
 ・クラウドを解した顧客との協業で新たな価値、ビジネスを創造
 ・クラウド同士が有機的に連携し人々が豊かな暮らしを支える

○日本IBM
「先進技術とニーズに応じた形態でグローバルレベルの導入を支援」
 ・電子書籍管理をクラウドで提供し新規事業の迅速な参入を支援
 ・デスクトップ・クラウドでセキュリティ・リスクを最小化
 ・海外関係者がクラウド上で有害物質情報を管理・共有

○NTTデータ
「プライベートクラウドを安価かつ安易に構築できる「Lindacloud」
 ・価格対性能比と信頼性のバランスを重視
「期間。コスト、リスクを最小化するクラウド方レガシー以降サービス」
 ・レガシー固有の機能をPaasで提供しコスト削減

あくまでも1回限りの結果ですが、大体こういった傾向である気がします。
(データさんはもっとサービスの良さを強調している気がしますが)

NECのみが今後のクラウドの方向性を語っています。



NECのクラウド戦略を補足すると「C&Cクラウド」というやつですね。

業界・業種ごとに集約させたクラウドを何個も作って、

そのクラウド同士を結合させようとする戦略です。



方向性を語るということは、強い武器です。

どう表現をすればいいか難しいのですが、

まず社内の認識を一致させられます。方向性がわかれば人はすごく強くなります。

それでなくてもNECは危機に陥っているので、全社員が「変わらなくちゃいけない!」と思っています。

ピンチはチャンスというやつです。変わらなければ潰れるのは目に見えていますからね。

実際にレノボとのPC事業を共同でやるというのはひとつの大きな決断だったと思います。

製品の一貫性も出てくるでしょう。

顧客に対して未来を語るということも強いことです。

人は未来を展望する人に安心感を抱きます。賭けてみようとも思います。



方向性を語りだしたNEC。

さて復活はありえるのでしょうか。

見守って生きたいと思います。
日本とギリシャの違いはどこにあるのでしょうか。

それは経常収支収支が赤字か黒字かと言う違いであると考えます。


日本の経常収支が毎年黒字です。

2009年度で約1400億米ドル。
(統計局国際収支 http://www.stat.go.jp/data/sekai/10.htm#h10-01)

そしてそれが積もり積もって約260兆円ほどになっています。

対外資産負債残高は19年連続世界一です。

つまり日本は外国にお金を払って物などを買ってお金を得るよりも、海外に物をうってお金を得るほうが圧倒的に大きいわけです。



対してギリシャはどうか。

ギリシャの経常収支は2009年度でマイナス370億ドル。
(統計局国際収支 http://www.stat.go.jp/data/sekai/10.htm#h10-01)

日本のGDPが約5兆ドルに対してギリシャが3200億ドルと15分1くらいなので、
(いずれも統計局 諸外国の主要指標 http://www.stat.go.jp/data/sekai/ap.htm)

日本にたとえるならば、マイナス370億ドル×15=マイナス5550億ドルになります。

1ドル80円換算で約44.4兆円の赤字。

黒字に慣れている日本からすると、発狂しそうな額ですよね。



ギリシャはどうしてこんなに赤字を増加させることができたのか。

端的に言うと外国からお金を借りてきて使ってきました。

たとえば日本の資本収支はマイナス1350億米ドルで日本人が海外の金融資産を買い越しているのがわかります。日本人は海外に投資しているんですね。

逆にギリシャの資本収支は390億ドルで、売りこしていることがわかります。

ギリシャは海外から投資されて、そのお金を使って物を外国から買っていることがわかります。



具体的に言うと、ギリシャはヨーロッパの銀行からお金を借りました。

たとえばAさんは個人ローンという形で、ヨーロッパの銀行Bから200万円お金を借りたことにしましょう。

これが外国からギリシャへの投資です。

そのお金を使って海外から物を買います。

BMWを200万円くらいで買ったとしましょうか。

この時点でお金を貸した銀行Bは200万円の債権を持ち、ギリシャ人Aは200万円の債権とBMW。

BMWは代金として200万円を受け取っています。


ギリシャは国全体でこんなことをやっていました。

もちろん国債もです。

これはギリシャ人Aがちゃんとお金を返してくれれば問題ありません。

しかしギリシャは海外からお金を稼ぐよりも、海外からお金を借りるほうが多い国です。

赤字のほうが多いので、全体としてみれば借金はどんどん増えていきますよね。


景気がよければそれでも問題ありませんでした。

ギリシャではインフレを起こし、所得を増やすことで返せそうな展望がありましたから。

しかしリーマンショックが起き、景気が一気に悪くなりました。

ここで問題が2点おきます。

①ギリシャ人がお金を返せる見込みがなくなったこと
 景気が悪くなれば所得が減るので、借金を返せなくなります。

②ヨーロッパの銀行もリーマンショックの影響で資産価値が下がり、お金を貸さなくなったこと
 日本国債みたいに借り換えができなくなります。


ヨーロッパの銀行たちはギリシャに貸し渋りと貸し剥がしを行います。

彼らも必死です。何よりお金がありません。そして相手は不良債権化しそうなのです。

ギリシャがお金を返せなくなったとき、首が回らなくなったとき、ギリシャは破綻します。



こうしてみると日本は対極にいることがわかります。

何しろ日本はがっつり稼いで、お金を貸す側ですから。

今日はここまで。

次回は、「日本の主力産業の変遷について」をざっくりやりたいと思います。