「自然が繰り返すリフレイン、夜の次に朝が来て、冬が去れば春になるという確かさのなかには、限りなく私たちを癒してくれる何かがあるのです」

(レイチェル・カーソンの言葉)

 

ある人に出会った

彼が言うには、女房が数年前に亡くなってからは、

何もやりたくなくなった

喪失感が今でも残っているよ。子どもがいないから

 

俺一人だよ。

 

それでも彼は持ち前の明るさを振舞って孤独に耐えているようだった

彼だけではない 

みんな人に言えない孤独というものがあるのだ

 

わたしもそのひとりだ。

 

人間なんて幸せな顔をしながら、

人に言えない苦しみ、迷い、悲しみを

背負って生きているのだ

そして、レイチェル・カーソンの言葉のように

 

限りなく私たちを癒してくれる何かを求めているのです