北九州市立美術館で横山大観展開催中なので行って来ました。


経路検査だと、車で高速を使って2時間53分、電車で3時間9分かかるとでました。車で行ったことはありますが、北九州に近づく1時間くらいは大型トラックに挟まれて怖い思いをしました。在来線乗り換えで3時間以上はきつい。


調べたら、朝に1本小倉まで直通の新幹線があります。しかもたったの32分で行けます!多少運賃はかかりますが、今回は日帰りなので思い切って新幹線で行って来ました。


美術館は小倉駅からバスで20分くらいの丘の上にあります。磯崎新設計。


島根の足立美術館のコレクションからの展示です。


中に入ると、かなりの人です。絵の前に人だかりができて見えないくらい。順番を待って見る感じです。ほとんどの人か説明を読んでから絵を見るので時間がかかります。私の絵の見方は、わりと早い速度で一巡し、気にかかった絵に戻ってじっくり見るというやり方です。気になることがあれば説明も読みますが、ほとんど読みません。説明もまた書いた人の解釈ですから。


今回の展示の私の大まかな感想は、「玉石混交」です。



長崎の友人も誘って一緒にまわりました。美術館のカフェでランチしながら感想を語ろうと考えていたのですが、なんとカフェ前に長蛇の列。長く待ちそうなので諦めて帰ることに。小倉駅までのバスが1時間に1本しかなく、しかもあと4分で出発というので、急いで階段を下り何とか間に合いましたが、バス停にも長蛇の列。


前回来たヨーロッパの巨匠展ではこんなに混んでいなかったのに、恐るべし横山大観。


夫も同じく大観展が物足りなかったらしく、バスに乗っている間「ゼンリン博物館に行きたい」と言うので、途中下車してリバーウォークへ。


博多のキャナルシティと同じジョン・ジャーディ設計です。


建物の間から小倉城が見えます。


長久保赤水と伊能忠敬の展示をやっていました。

予想外に面白い展示で、2時間も費やしてしまいました。


展示場からの眺めもよく、学芸員の方がめぼしいランドマークを教えてくれて、質問にも快く答えてくれました。


製鉄のまち小倉


スタッフのかた全員心地よい対応で、展示も眺めもよく、カフェもあり、ゼンリンミュージアム、おすすめです。


帰りの新幹線は乗り継ぎでしたが、それでも45分くらいしかかかりませんでした。