毎年のことですが、イギリスのクリスマスにはケーキと共にミンスパイが付き物です。私はどちらかと言うと、クリスマスケーキよりもミンスパイのほうが好きです。イギリス人の夫にとっては、クリスマスにミンスパイが無いなんて考えられないというほどです。


はるか昔、息子が生まれたのがクリスマスの1週間前。クリスマス直前に退院しましたが、クリスマスの料理をする余裕はまったくありません。どうしようかと途方に暮れていると、あっの同僚の奥さんがミンスパイを持って来てくれました。焼く途中に爆発して、粘っこいシロップが流れ出ているのが半分くらいありましたが、涙が出るほどありがたく思ったことがありました。


ミンスパイは基本はショートクラスト生地とミンスミート(フルーツ)でできているのですが、各家庭で生地やフィリングが微妙に違います。


我家では生地はアーモンド粉入りのかなり柔らかい生地で、焼き上がりはサクサクになります。


フィリングは自家製のフルーツミンスに細かく刻んだ林檎をバターで炒めた物を混ぜて使います。


今日は小さめのを12個、大きめのを4個作りました。


真ん中にクルミを入れて見ました。


かなり良く出来ているという評価をもらいました。


クリスマス前に無くなるので、週末にまた焼くことになると思います。