パカ子:長女(小4)アルパカ似でお喋りが止まらない明るく優しい活字中毒者。ADHD風味。全体IQ115。詳しい生態はこのページをご覧ください。
ヘビ太:長男(小2)ヘビ似でペット的な可愛さと面白い視点を持つゲーマー。ASD&HSP風味。全体IQ130。詳しい生態はこのページをご覧ください。
クラ子:二人の母親。疲れたアラフォー主婦。ADHD&ASD&HSP風味。
2歳から自分で勝手に絵本を読み始めた年300冊以上本を読む活字中毒気味なパカ子とは違い、未就園児の時はあまり本に興味を持たなかったヘビ太ですが、母のあの手この手のアプローチが功を奏したのか、今では本好きになりました
自分で選ぶと理科社会の本や学習漫画ばかり読むので、物語の本を読ませるアプローチは引き続きやっていきます
ヘビ太が好きそうで読めそうな本を探すのが、母の大事なミッションの一つ
先週読んだのはこの本です
記録を見ると、年長さんの春(5歳半)の時に読んだのがシリーズ最初の1冊
ヘビ太が気に入ったので(パカ子も気に入った)図書館にあった4冊全てを次々に借りました
その後暫くして、5冊目が新しく図書館に入ったのを見つけて喜んで借りました
可愛い物と面白い設定と動物が好きなヘビ太のお気に入りシリーズ
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「ふしぎ亭」は、らいおんシェフとひつじママが経営する夜中に開いて夜明け前に閉まる不思議なレストラン
二人と娘のステラは元々は人間ですが、魔法で動物の姿に変えられてしまっています
元に戻るには、お客さんが料理に満足するたびに貰える1ポイントを1万ポイント溜めなければなりません
三冊のメニュー「おなやみ解決メニュー」「これが食べたい!メニュー」「思い出メニュー」からお客さんが1冊選んで真っ白な紙を触ると、食べたい物がメニューに浮かび出ります
それをらいおんシェフとひつじママが魔法の冷蔵庫(どこでもドアみたいなの)からお客さんの思い出に入ったり故郷に行ったりして材料や食べたい物が何なのかを探して来て調理します
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暫く読んでいませんでしたが、読んでいない本が2冊も出ていた(去年と今年の1月)のを先週図書館で見つけて、喜んで借りてきました
二人共、喜んですぐに読みました
可愛くて好きなので私も読んでいます
大人だと5分くらいで読み終わる長さなので気軽に読めます
ヘビ太も年長さんの春は30分近くかかっていましたが、今では15分かからないです
大事にされ過ぎていた王子が死んでしまい幽霊になって、ふしぎレストランへ
王様の「こんなことになるのなら、したいことをさせてやり、食べたいものを食べさせてやればよかった……」の台詞に胸が苦しくなったコドモガナクナルハナシトカムリ…
でもいつもハッピーエンドなので、HSPでも大丈夫です
本の裏表紙は、お話を読んだ後に見逃がさずに見て欲しい
涙出そうになった
桃太郎に鬼ヶ島に来てもらいたくない仲間思いの鬼さん
きびだんごを、激マズだんごにすり替える作戦を思いつきます
こちらも本の裏表紙にほっこり
こういうちょっとしたオマケが大好き
気になったのが、らいおんシェフとひつじママの台詞
「このところ、お客さんがこなくなったなぁ」
「わるい病気がはやっていて、病気がうつるからって、町の人たちは、外へはあまりでないみたい」
……新型コロナウィルスがちょっと遅いけれどふしぎ町にも
6巻で8000ポイントだったのが、7巻で8001ポイント……
え、6巻の幽霊王子以降7巻までにお客さん0人…ケイエイダイジョウブナノ…
中もカラーのページもあり、優しいイラストと色使いにほっこり
全てのページにイラストがあるので、絵本から児童書への第一歩にぴったりです
年中さんでゾロリしか読まなかったヘビ太もこのシリーズのおかげで年長さんからゾロリ以外も読むようになりました
ありがたい思い出のシリーズです
真夜中なのでキッチンに置いてあるベッドで寝ていて、いつも冷蔵庫の中に入る二人に置いて行かれる娘ステラ
帰って来ると起きていたりして、心配
キッチン、危ない物沢山あるよ~~~
可愛いし、お話の中の事なので良しとします
うちの子達はこのシリーズの著者三田村信行さんの作品が大好き
別の作品についてもまた書きたいと思います