TOEICに苦戦する会社員の皆様へ♥

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初めまして。ジュンと申します。英会話スクールでTOEIC講師として勤めました。(TOEIC960点 L:495満点 R:465)
TOEICで良い点を出すには、問題を見極める力と集中力、解答時間管理を身につけておくことです。本気でスコアアップしたい方に向けて書いています。

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読んでくださってありがとうございます。
ジュンです。

今日はリーディングの最初のパート、Part 5 短文穴埋め問題について。

苦手な人も多いのではないでしょうか?
というか、私はこのパートが嫌いでたまりませんでした。

このパートは全部で40問です。
リーディング100問中、40問。結構な割合を占めます。このパート、絶対にあなどってはいけない、一番点数を稼げるパートなんです。

私は以前、920点を抜け出せず、全パートをただやみくもに勉強していました。何度か模擬テストをしていくうちに、パート5だけ間違いが多い。私は文法がとても苦手。語彙力もそれほどありません。一番勉強したくないパートだっただけに、その結果が顕著に出てたのです。
仕方ないので本気でやることにしました。結果は960点。
それ以来、パート5は得点稼ぎのパートだと思うようになりました。
ここを勉強したおかげで、ビジネスメールを書いた後に自分で添削が出来るようになりましたし、今まであやふやにして毎回「英辞郎」などで調べていたことがどんどんクリアになっていき、時間の無駄遣いもなくなっていきました。
このパート、知っておくと良いことがいっぱい詰まっていたんです。


でも、誰に勧めても「文法は苦手・・」と言われます。
私も文法は苦手ですが、コツさえ分かればスコアは劇的にアップするんです。これを攻略しないなんて、本当にもったいない。と言われても「イヤだよー」と思われるなら、次の記事にいきましょう。人にはそれぞれ苦手なパートがありますから。なので、ここから先は興味のある方だけ読んでください。


パート5:短文穴埋め問題 40問
まずはどのような問題で構成されているかを確認しましょう。

① 問題文を読まずに(全く訳す必要なし)解く問題
→15~16問
空所の前後、キーワードを見つければ解ける問題
品詞、前置詞、関係代名詞、
both や either など「セット扱い」のもの


② 問題文を読んで解く問題
→15~16問
文章全体を読んで解く問題
接続詞、代名詞、語彙など


③ そのどちらかの判断が必要な問題
→8~10問
文章の半分くらい読む問題。
比較、分詞など


Part 5 は、読んで解く問題、読まないで解く問題が点在しています。前半が簡単で、後半が難しいということもありません。英語初級者にも解ける簡単な問題から、900点以上の上級者がうなるような問題まであります。

ここで点数を稼ぐには、どの問題を解いて、どの問題を解かないかを瞬時に見極めることです。解けるかどうかを判断するには、
① 選択肢を見て、何が問われているのか分かる
② 文章にさっと目を通して文意が分かり、何が問われているのか分かる

TOEICの問題は、過去問題集をやっていれば「こういう問題解いたことある」というのが本番に必ず出てきます。パート5&6や、パート5のみの対策本を購入して、1冊しっかり勉強するといいと思います。その際、薄い本を買ってください。分厚い本は時間がかかり、自分にストレスがたまり、試験前に終わらせることができないと思いますから・・。



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いつも読んでくださってありがとうございます。
ジュンです。

今日は日本人受験者の平均点は各回によって算出されていますが、
おおよそ560~590点のようです。

データを見て少し興味深いなーと思ったのが、
受験者数が多い回は平均点が低い
受験者数が少ない回は平均点が高い

受験者数多い月
2012. 9月 12万人=566点
2012. 1月 10万人=570点
2013. 3月 15万人=565点

受験者数少ない月
2012.10月 6.4万人=589点
2012.12月 6.8万人=584点
2013. 4月 4.5万人=587点

受験者数が少ない月を確認して、そこに向けて勉強していくのもよさそうですね。
だって、上の場合、平均点で低いのが565点、高いのが589点、24点も差が出るんですから。
ご都合に合せてスケジュールを立てるのが一番ですが、
こういうのも使ってもいいかも知れませんね。

注:このデータを利用して受験し、スコアが上がったという報告は今のところありません。


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こんにちは。
TOEICの勉強ははかどっていますか?

今日はリーディング Part 7 長文読解の設問【recommend】について。
recommend=勧める、提言する、推奨する

What was recommended that residents do if they cook smoky food?

まず、設問の意味が分からないと答えを導き出せないのですが、もし「全然意味が分からない!」と汗をかくようなら、本番では次の問題に移ってください。これを解くか、解かないかで、スコアが大幅に左右されることはないと思います。

設問の意味は
何を提言されていたか/住人がすること/煙が出やすい食物を調理する場合
煙の出る調理をする場合、住人がした方が良いとされることは何か?

答えを探しに本文に目を移しますが、最初から読まずにキーワードを探します。この場合のキーワードは、if節の後にくる単語 smoky food です。もし設問の中にif節があった場合、その節の中のキーワードを本文中で探します。その周辺に必ず答えがありますが「recommend」はきっと見つかりません。recommend と同じような意味の言葉を探します。

「recommend」は should/advise/require/need などに置き換えられます。

~した方がいいとされることは何か?

You should cook...
You are advised...
You are required to...
You need to...

こういう始まりの文があったら、... 以降が「答え」です。
それを選択肢の中から探します。

「recommend」はTOEICが大好きな単語の一つです。置き換えがすぐ浮かぶように勉強しておきましょう。きっと役に立ちます。

こんにちは。ジュンです。
今年に入ってからのTOEIC勉強は、はかどっていますか?

今日は「Part 7 全文を読まないで答えること」についてです。

Part 7 は長文読解問題です。シングルパッセージ(長文1つ)とダブルパッセージ(長文2つ)の2種類あります。各パッセージに設問がついています。こういう問題ではふつう「読んでから答える」と考えますね。学校の国語のテストでもそうでした。でもTOEICはそうではありません。「全文を読まないで答える」と言われています。でも「読まないで答える」ことってできるのでしょうか。

答えは「出来ます」し、是非そうしてほしいです。

全文を読まないで答えるには、そのパッセージが「広告」なのか、「レター」なのか、種類を見分けてください。これは、参考書や模擬問題を勉強していれば一目瞭然なはずです。

そして、設問を把握。キーワードをみつけて、そのキーワードを本文中から探し、その前後に書かれている文章を読みます。全文ではなく、部分読みです。TOEICのオフィシャルサイトにも「文章全体を読んでから答える設問はない」という旨が書かれています。なので部分読みでいけます。

もし、Part 7 の長文読解問題で困ったら、次の3つのことを思い出してください。

①選択肢を選ぶ時に、助けてくれるのは本文でなく「設問」
設問理解に集中してください。TOEICは設問に答えれば良いだけです。設問が分かっていないと答えも導けません。皆さんの経験上、4つの選択肢の中から2つに絞ることまでは出来ると思います。2つから1つに絞ることが大変なのですが、ここで設問に戻ってください。設問だけが、正しい答えに導いてくれます。

②文章全体を読んでから答える設問はありません。
さきほどもふれましたが、設問の中のキーワードが書かれている部分を本文から探し、その周辺だけを読みます。迷ったら、①のように設問をもう一度読んで正しい答えを導きます。

③設問と選択肢が複雑で分からない場合は、高得点者用と考えて飛ばす。
非常に細かい部分のコミュニケーション力を試されています。皆さんがそこまで必要とされるレベルなのか分かりませんが、700点を目指している人が、900点を目指している人の問題を必死で解いたって、時間のムダです。設問を読んですぐに理解できないと思ったら、次のパッセージの簡単な問題を解きに進んだほうが断然良いと思います。


設問を短時間で理解する力はとても重要ですが、「練習したんだから、この複雑な設問だって分かるはず」なんて立ち向かうと、本当に時間のロスです。Part 7 は設問1つにつき、1分費やすことができます、シングルパッセージに3つ設問がついていたら3分でこのパッセージを終わらせるのが理想です。設問、選択肢、本文(部分)を3分で読まなければならないので、複雑に見える問題はさっさとあきらめて、後に残っている簡単な問題(易しい問題は点在しています)をみつけて、どんどん解いていくほうがスコアアップにつながります。

勉強がんばってください!


おはようございます。ジュンです。
お正月はいかがお過ごしですか?

今日はパラフレーズの意味についてです。

パラフレーズ(Paraphrase)。TOEICテストではリスニング、リーディング全体的によく出てきます。パラ=平行(パラレル)+フレーズでパラフレーズです。「言葉や句の言い換え、置き換え」という意味です。

TOEICテストの参考書などで「パラフレーズ」という言葉があれば、「ひっかけ問題に気をつけよう」「質問文にあるキーワードが入っている選択肢は選ばない」という説明が続きます。そう、たいてい、TOEICテストでは本文と設問で同じ単語を使い、正しい選択肢はパラフレーズされているのです。

そもそも、パラフレーズをするとはどういうことでしょうか?TOEICはコミュニケーション力をテストしている、というのは何度もお伝えしています。コミュニケーションとパラフレーズ。実は英語での会話でよく使われ、英語圏での生活では自然にしている行為です。それは日本語でも同じです。例えば小学生に経済の説明をするとき、大人の言葉を使っても理解できないので、やさしい言葉を使う。これがパラフレーズです。この際、大人は専門用語の意味を知っていないと子供に分かるようにパラフレーズができません。

皆さんが「パラフレーズ」に慣れておきたいと思うのであれば、英英辞書の使用をおススメします。分からない単語ばEnglish-Englishの英英辞書で調べるのが望ましいです。ニュージーランドにある語学学校で勤務していましたが、Intermediateレベル(初中級)では英英辞書の使用を勧められます。Intermediateレベルはほとんどの日本人が入るレベルです。TOEIC受験者なら英英辞書を使用するだけで、英文理解度が高まります。

英英辞書の単語説明はパラフレーズで出来ています。英英は最初は抵抗あるかもしれませんが、英文を素早く読む練習にもなりますし、分詞構文、関係代名詞などが使われているので文法の勉強にもなり、いろいろな観点から重宝します。電子辞書ならジャンプ機能がついているので、説明文で分からない単語があってもジャンプすればすぐに調べられます。

では、TOEICテストのパラフレーズについて考えます。例えば頻繁にパラフレーズに使われる単語を取り上げてみると、
require
purchase
defective
などがあります。

require = 要求する、必要とする 
=need / necessary

purchase = 購入する
=get / buy / would like

defective = 欠陥のある
=faulty / something wrong / malfanction


上記は基本中の基本です。是非覚えておいてください。

余談ですが、私は秘書の経験があります。TOEICテストの際、「設問は上司からの指示、私はその指示だけこなす。上司は英語があまり上手でない外国人。」という設定でテストを受けることにしています(私は空想好きなのです。)「この上司に難しい単語を言っても分かってもらえないから、この単語を使って説明しよう。」という調子で単語を覚えました。
とうとう年が明けました。ジュンです。
皆様、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2013年、最初の題材は「読むスピードを早めたい」です。リーディングパートはもちろん、リスニングPart 3 & 4 ではリーディング力も問われます。一問につき3つの設問+選択肢(A-D)合計15行をスピーディーに読む必要があります。リーディングも同じです。一つの質問文に選択肢4文、合計5文ずつを読んでいかなければ。「読む」スピードを上げておけば楽になりそうです。

まず、「読む」力をアップさせる勉強スタイルは2種類。「音読」と「黙読」があります。

「音読」というのは、歴史的に見ると修道院や寺子屋など、大勢で学ぶ場所にて使われていた方法です。音読は「目で文字を追い、口から発音し、耳から入って来る音を聞く」目、口、耳を使うので、身体を介した読み方と言えます。学校で英語を習い始めた頃、「Hello」「How are you?」「I'm fine, thank you. And you?」など簡単な文は生徒全員で「音読」していませんでしたか?皆でスピードを合わせて、常に同じリズムで。これらの文、今まで忘れたことありませんよね?そう、「音読」を通して私たちの身体に刻まれているのです。「あーいむ ふぁーいん、せーんきゅー、あーーーんど ゆーーーーー??」このくらいのスピード。遅すぎておそろしい(笑)

「黙読」というのは「目で文字を追う」だけ。英語の授業中、指された生徒一人が立ち、一段落を「音読」、他の生徒は席に座って教科書を「黙読」していました(しているフリをしていました?!)。長い文章が読めるようになってからは、「How are you?」のように暗記している文は少ないですよね?「黙読」をしてもそれほど強烈に身体に刻まれていないことが分かります。そして「黙読」するようになってからは、生徒の音読スピードは一人一人違っていきました。遅い子もいれば、早い子もいる。早く読める子=英語出来る子 って思いませんでした?これ、間違っていない気がします。


今、TOEICでスコアアップを目指す皆さんに求められている「読むスピード」は「How are you? I'm fine thank you, and you?」のときと同じスピードではないことを理解してほしいと思います。TOEICで600点以上を目指すなら、これじゃ遅すぎます。

「読むスピード」を上げるために、私は「音読」をおススメします。「黙読」ではなく「音読」です。

自分の目で読んで、
口から発音して、
耳で聞く。


まずご自分でリスニングPart 2(短文の会話問題)のスクリプトを見て、一問分だけ「音読(目、口、耳)」してみてください。「音読」したら、その部分のCDを再生し自分の音読スピードと発音を比較します。耳に残っているネイティブ発音を思い出しながら、もう一度スクリプトを見ながら「音読」します。「読む」練習なので必ずスクリプトを見てください。

あまりたくさんやる必要はないですが、1回につき3分くらいは「音読」してください。

「黙読」でも頭の中で「発音」していますよね。自分が「音読できるスピード」、つまり「自分が話すスピード」が「読む」スピードを左右します。これはCDを何回も再生したからと言って、養える感覚ではないのです。自分で発声して、初めてつかめる感覚であり、繰り返すことでスピードがアップしていきます。

8×8=64だって、「はっぱろくじゅうし」って頭の中で「発音」しています。子供の頃、限界に挑戦的に「どれだけ早く言えるか」を競ったおかげで、瞬時に認識できています。

書店に「音読」関係の本が並んでいますが、買う必要はありません。TOEICにはリスニングパートがありますので、そのスクリプトを目でおいながら、発声して、耳で自分の声を聞いて確認する。スコアを飛躍的にアップさせたいなら、リスニングCDを再生し、限りなくネイティブ発音に近く、スピーディーに話せるように音読する。これが一番です。


TOEICテスト本番は「黙読」になりますが、家での勉強には「音読」を取り入れてください。継続すれば、すぐに効果が出ると思います。


また、英会話力が飛躍的に伸びるというオマケがついてきます。TOEIC目標スコアをクリアしたら、職場などでの実践が待っている方も多いはずです。リスニングPart 2 を1日3分ずつでいいので続けてみてください。あのパートは「相づち」系の会話文の宝庫です。日常的に使われる文章ばかりですので是非練習に使ってみてください。

TOEICは読む量が多いテストです。攻略法を習得したり、英語のボキャブラリーを増やしたって、読むスピードが「中学生レベル」では、全問に目を通すことはできません。厳しいかもしれませんが、年始ですしお仕事が始まる前に一度「音読」に挑戦してみてください。読むスピードを上げれば、スコアもアップしますよ。


ちょっと脱線するかもしれませんが、「I'm fine, thank you. And you?」についてお話します。
私は都内公立の小学校でALT(非常勤外国語講師)として勤務していました。クラスが始まってすぐに「How are you, everyone?」と聞くと、「I'm fine, thank you. And you?」と返ってきましたが、スピーディーに言える子はほとんどいませんでした。みんな「あーいむ ふぁーいん、せーんきゅー、あーーーんど ゆーーーーー??」とにかく遅い。なぜでしょうか。

人は、周りが発するスピードに導かれてしまうのです。先生がそのスピードで話せば、子供達はそのスピードが正しいと思い、そのリズムが身体に刻まれてしまうのです。それは改めない限りそのまま残ってしまいます。私はそれがイヤで、手拍子でどんどん早くしていき、子供達が「より英語らしく」発話できるようにリードしました。子供達にとってはゲーム感覚でしたが、どんどん発話スピードが早まっていくのを担任の先生も気に入ってくださり、この方法を取り入れた公開授業でかなり良い評価、フィードバックをもらえたそうです。

英語と日本語はリズム、スピード、発声方法、発音が全然違います。まずはリズム感を習得してほしいと思います。


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こんにちは。ジュンです。

「TOEIC攻略テクニック」という言葉を聞いて「ずるい」「英語力じゃない」って思う人は何人くらいいるかしら?「こことここを見て、この選択肢を選ぶ。読まなくても出来る」というのが攻略テクニックなのですが、TOEICを教えているときに、かたくなに「こんなの正統派ではない。」と言って、習得しなかった方がたくさんいました。

皆さんはどうですか?

私も以前は好きになれませんでした。「私は英語をずっと勉強してきた。読んで解くのが正統派。テクニックを使って解くなんて絶対にイヤ」と思っていました。テクニック、例えば the ................ of を見たら、この空所には名詞しか来ないから、選択肢の接尾辞を見て名詞の典型-tion などがあればそれを選ぶ、読まないで解ける。英語力の評価テストだと思っていた私は、こういう攻略テクニックが本当に嫌いでした。でも、点数を出さないといけないので、葛藤しました。

でも今は勧めています。ある言葉を見てから、「あ、攻略テクニックってずるくないんだ」と分かりました。

TOEICテストの公式ページを見てみると「TOEICは和文英訳、英文和訳などの技術ではない」ということが書かれています。要するに、私が思っていた英語力測定ではないわけです。TOEICでは全ての問題に選択肢が与えられているし、時間が少ない割に問題数が多い。とにかく聞かれていることに当てはまる選択肢をスピーディーに選べば点数が伸びるんだなーと分かりました。

なら、時間短縮につながる攻略テクニックは、ある意味「プレゼント」なわけです。よく考えてみれば、算数のかけ算も、攻略テクニックの一種です。3×8=24 「サンパにじゅうし」と呪文のように教わりました。でもとても役に立っていますよね。誰も「そんなの正統派ではないから、私は3+3+3+...で計算するわ」なんて言わない。

ということで、攻略テクニックは身につければ身につけるほど、点数につながっていきます。時間を短縮する方法なんだから、身につけなきゃ。それに公式ホームページで「攻略テクニックを使わないでください」なんて一言も書いていません。TOEICではマジメに解けば解くほど、時間のロス、点数にはつながりませんのでご注意ください。

攻略テクニックを習得して何か良いことが起きたかと言えば、以前にも触れたことがありますが、発信型のコミュニケーション(英文メールを書く、話すなど)の時に、テクニックがすぐに頭に浮かんできて文法的なミスが減ったと思いました。

躊躇せず、是非とも攻略テクニックを身につけてください。


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こんにちは。ジュンです。

今日は参考書の選び方についてです。書店のTOEICコーナーには無数の参考書が並んでいますが、皆さんはどうやって選んでいますか?

私の場合、結構面倒くさがりなので、分厚い本を買うと「勉強が永遠に終わらないのでは?」という感覚になるので買いません。なので、なるべく薄い本を買います。これだけ勉強した、あとこれだけやれば終わる、が分かるとヤル気が保てます。

自分が苦手なパートが分かっていれば、そのパート克服のための参考書を買うのもいいですね。リーディング対策、リスニング対策に分かれていますから、その中から選べますね。

リスニング、リーディング全パートを含む参考書を買う場合、自分の目標点数の参考書ではなく、まずは自分のスコアと同じレベルのものを中古でもいいので買ってみてください。本当にこのレベルの問題が理解できているのか、あいまいな点がないかをチェックします。すでに分かっている項目もあると思いますが、この先も維持できるように勉強しておきます。分かっている項目なら理解する時間が短くて済むので、勉強が楽しくなります。中古を購入する場合「新TOEIC」と書いてあるものを選んでくださいね。2006年からテスト形式が変わっていますので、古いもので勉強しないように気をつけてください。

本番のテストまで時間があるなら、その参考書が終わった後、自分の目標スコアの本を購入して学びます。

何を選ぶにしても、決め手になるものは何でしょう?私の場合「解説」を必ず確認します。例えばリーディング対策の本を選ぼうとしているとき、Part 5 の文法解説の中の「時制」を探します。「時制」はどの本も必ず解説しています。解説を読み、分かりやすいかどうかを確認します。そして「本文で使われたボキャブラリーの解説があるか」「選択肢の和訳はあるのか」「納得いく解説をしているか」「解き方(テクニック)は分かりやすいか」を確認します。参考書で勉強中に「この単語、よく見るけど意味はなんだっけ?」はよくあることですが、読者に辞書を開かせる参考書は「読者」思いではない気がします。特に長文読解などの解説にボキャブラリーがしっかり並んでいてくれれば、電車の中でも手元に1冊だけでどんどん勉強できます。ボキャブラリーは載ってて「当たり前」と思うかもしれませんが、そうでない参考書もあるのです。

最近はくだけた表現で解説しているものもあるし、英語を語学として捉えた専門書的な解説のものもあります。自分が理解できる文体で書かれているものを選んでください。そして、文法解説などの後に練習問題があるかどうかも確認します。そのボキャブラリー和訳、選択肢の和訳、解説の分かりやすさも重要です。練習問題は本番のテストと似ているはずなので、その説明がしっかりできていないもの(自分が理解できるかどうか)は買わないでください。

面倒?でも仕事でも同じことをしませんか?分かりにくい本って、結局読まなくなるから損ですよね。なら、時間をかけて(といっても、1時間くらい?)選んでください。

それでも、やっぱり自分では分からないというのであれば、amazonなどのレビューを参考にしますが、書店で手に取って上で述べたようなことを確認するのが良いと思います。

著者たちは、解説に力を注ぎます。高度で分かりにくい解説本を出しても売れませんからね。友人を選ぶのと同じように、「この人の言ってることはすんなり頭に入ってくる」参考書に出会えるように、書店で確認をしてください。

ちなみにTOEICプライベートレッスンをしていたときに、生徒さんに購入していただいていた本はこちらです。目標スコアが600~850点と幅広く、リスニング、リーディング、両方とも分かりやすい解説で、練習問題もありましたので、各パートの解説は私のレッスンで一緒に理解してもらい、練習問題は宿題、またはその場で解いてもらっていました。
はじめての新TOEICテスト 完全攻略バイブル/PHP研究所

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そして私が自分のために購入した本は下の通りです。
Part 5があまりにも曖昧で、自分の英語力だけでは太刀打ち出来ないと思い購入。Part 5のテクニックが分からなかったのですが、これを解いて多くの項目がクリアーになっていきました。即効性がないとイヤだったので「直前5日間」に惹かれ購入しました。
新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!―直前5日間で100点差がつく鉄則27/アルク

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こちらはレッスン時に英文法解説するときに使用していましたが、自分のためにもなりました。
新TOEIC TEST英文法スピードマスター/Jリサーチ出版

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参考になれば幸いです。


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こんにちは。ジュンです。

今日は、典型的な設問は前もっておさえておくことについてです。

リスニングPart3 & 4、リーディングPart 7には設問が並んでいます。テスト本番中の理想的な行動は「設問を把握して、設問の答えだけを探す」ことなのですが、その設問を把握するのに時間がかかり、リスニングのアナウンスを聞き逃してしまうことが多いように思われます。

典型的な設問の把握に時間をかけないこと。とても大切です。勉強しているときは、ある程度時間をかけても気にならないと思いますが、本番中で設問が把握できないと焦ります。「あれ?私って設問すら分からない。」高得点者のための問題もあるので、設問自体が複雑なものもありますが、シンプルなものは勉強中に把握しておくと良いと思います。下に例を挙げます。

ひらめき電球LISTENING
Who is the man talking to?
What are the speakers discussing?
What are they talking about?
What will the man ask her to do?
What will happen next?
Where is the conversation most likely taking place?

most likelyはよく出てきますね。どのような意味かしっかり把握しておきましょう。「最もありそうな」「多分」「おそらく」という意味です。

ひらめき電球READING
What can be inferred....?
What is NOT included in...?
Which of the following is NOT true?
What is mentioned...?
What is indicated about...?

infer(推測する)mention(述べる、言及する)indicate(示す、意味する)は設問によく使われる単語です。この3つ、意味はよく似ています。「この記事はどんなことについて書かれていますか/この記事が指す内容は?」という意味で使われることが多いです。

典型的な設問を把握することについては、参考書ではあまりページをさかない部分です。練習問題や模擬テストを見れば、上記の設問をすぐに見つけられます。設問を把握するスピードを早めると、回答時間が稼げますよ。

特にPart 7 読解問題は設問1つにつき、1分以内で答えるのが理想。その1分には設問を把握する時間ももちろん含まれていますので、典型設問をおさえておけば回答するときに時間にも心にも余裕ができるはずです。

がんばってください!

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おはようございます。ジュンです。
昨日はクリスマスイブ。今日はクリスマス。
世界中でキリストの誕生の日をお祝いしているようですね。

さてさて、本日は「Good morning!」を聞き逃さない。

リスニング Part 4 説明文問題で、ときどきニュース番組やラジオ番組のアナウンスが流れてきます。天気やら交通情報やらを話しますが、最初の挨拶「Good morning」や「Good afternoon」、「Good evening」を聞き逃すと1問捨てることになります。

When the news most likely be being broadcasted?
(このニュースが放送されているのはいつ頃でしょうか?)
(A)7am
(B)1pm
(C)7pm
(D)9pm
または
(A)Morning
(B)Noon
(C)Evening
(D)Midnight

こういう「時間を聞いている」問題があったら、「Good morning」などの挨拶文、それも冒頭を聞き逃さないようにしましょう。そこを逃すとその後時間を表す言葉は「明日の夕方に晴れるでしょう」のような「ひっかけ」しか出てきません。

アナウンスの冒頭がとても重要なときがありますので、聞き逃さないようにしましょうね。


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