TOEFLーTOEFLの鬼門、スピーキングの対策はどうするのか? | TOEFLコーチ サボテンの「TOEFLここだけの話」

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ここまでRLW対策について考えてきました。こちらのエントリーで書いたように、私が考えるTOEFL対策でS(スピーキング)は一番対策がしづらいため優先順位としては一番低いものです。そうはいっても対策なしというわけにもいきません。まずは基本的なことについて考えていきたいと思います。

 

 

 


公式サイトにSセクションに関する解説があるのでぜひ参考にしてください。

 

 

 

 


公式サイトと重複しますが、問題の種類について簡単に説明します。

 

  • 一問目: ある題材について自分の意見を述べる問題。二つの選択肢のうちいずれかを選び、自分の意見を言う形式が主流。準備時間15秒、解答時間45秒。
  • 二問目: 短いパッセージを読んでから、それ関する二人の学生の会話を聞き、そのうち一方の学生の意見を要約する。準備時間30秒、回答時間60秒。
  • 三問目: 短いパッセージを読んでから、それに関するレクチャーを聞き、その内容を要約する。準備時間30秒、回答時間60秒。
  • 四問目: レクチャーを聞き、その内容を要約する。準備時間20秒、回答時間は60秒。


S問題は4問ありますが、このうち3問でLが、2問でRがあります。繰り返しになりますが、SでもRLが大変重要なことがわかります。LとRでつまずいてしまうと、S能力に関係なく解答することが難しくなってしまいます。S対策をやっておく前に、RL対策を終えていれば、Sに集中して対策できるでしょう。
    
SもW同様、AI採点とマニュアル採点でスコアが計算されます。AIに関しては具体的な採点基準は公開されていませんが、必ず気を付けたほうがよいことはあります。次回はそのポイントについて考えます。