英語の勉強と時間の使い方 | しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

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TOEFLの全てを、TOEFL準備をしている全ての人に、「留学のための しけんや英語塾」主宰のTOEFL受験コンサルタント 四軒家忍が語ります。本格的にTOEFLを教え始めて、20年ほどになります。全ての経験と知識を書いていきます。

今日もお昼の授業が終ったところです。さきほどサロンのListeningのチャンネルに、1分レクチャーを入れました、集中してメモなしで聞いて質問に答えられるか、やってみてください。

 

 

英語の勉強と「時間」の関係は大きいですが、複雑です。

 

物理的な時間をかける、というのは最重要なことなので、いろんなところでお話しをしたいと思いますが、物理的な時間を「空けない」というのもとても重要なことです。

 

常に前回の復習をしながら新しいことを学んでいくというスパイラル的な勉強習慣を整えることは、絶対的に重要です。(もちろん、大人の方でこれまでに勉強に関して成功体験をお持ちの方は、体感済みでしょう。)実際、「Official Guide 完全読破コース」で毎日zoomでお会いして勉強している方々が日に日に知識・技術を向上させている姿を見るとその思いを強くしますね。

 

その一方で、勉強ばかりしないで、「自分のゴリゴリの勉強から少し離れる」という時間も大切です。ゴリゴリの勉強はどうしても、記憶をするという単純作業に陥りがちですが、その効率は必ずしもよくありません。少しでもマンネリを感じたら、「もっとやらねば」という気持ちを封印して、別のことをやるのも意味があります。

 

勉強ではなくて、英語に接触する程度の時間ですね。こうした時間も、能力を開発するには(どのように機能するのかはわかりませんが)意味があります。さて、忙しい方々は、勉強の時間を少なめに、接触の時間を多めにとることになるかと思いますが、接触中は勉強の意識は特に必要ありません。特にスコアが100前後の方で、105から110を目指す場合には、なんか適当に触れている、という時間もものすごく重要になってきます。だから、すごいスコアを取っている人は、よく「あまり勉強しなかった」という趣旨の回想をするんですね。

 

時間はたくさんかけるのも一つですが、賢く使う、というのもまた一つですね。