SWのほうがRLよりもスコアがよいときのTOEFL対策 | しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

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TOEFLの全てを、TOEFL準備をしている全ての人に、「留学のための しけんや英語塾」主宰のTOEFL受験コンサルタント 四軒家忍が語ります。本格的にTOEFLを教え始めて、20年ほどになります。全ての経験と知識を書いていきます。

 

今回は、Sp/Wrの方が、R/Lよりもスコアがよい、という場合の対策についてお答えします。しかも期間があまり残されていない、という場合になります。

まずSp/Wrが20点ということは、まずまず「大まかには」レクチャーが聞き取れていることと推測します。あるいは、もしかしたら、それ以上に聞こえているけれど、英語自体の表現力(文法力)が少し不足していて、スコアに反映されていないだけかもしれません。

そこで、その聞き取りの基礎力を一層強化して、Listening sectionのスコアを14から20程度に上げることを目指すのがよいと思います。

Sp/Wrのレクチャーと、Lのレクチャーとの違いは、
①長さ
②複雑さ
③記憶が困難
というところにあります。

ですから、今後は、Listening sectionのレクチャーを5分の半分くらいで止めて、どれくらい記憶できたか、というところにフォーカスして練習をしてみるとよいでしょう。その半分の部分については、理解をさらに明確にするために、「スクリプトを読む」ことも聞いた後におこなってください。そして、さらに聞いて、内容がどれくらい記憶されているのかを、メモを見ながら英語で再生することで確認していきましょう。

そうやって、もう少し長くて複雑な英語のレクチャーが聞けるようになれば、Sp/Wrではもっと精度が上がるので、Sp/Wrのほうのスコアアップにも貢献できますし、Lのスコアアップにも貢献できます。

Lでスクリプトを読む、というのは、Readingの基礎力向上にもなります。後は、Readingだけに使われる英単語を一つ一つ確認していくとよいでしょう。Reading passageを単語集だと思って使ってみてください。それで1つずつ辞書で確認しながら拾っていくとよいでしょう。パッセージ自体の意味はそこまでこだわらなくても大丈夫です。本番ではListeningのスクリプトを読む感じで、進めていくとよいと思います。その中で、知っている単語も少しは増えるでしょうから、自然とわかる意味も増えていると思います。

今後1カ月はListeningのLectureを中心にLのスコアをあげるつもりで練習してしていくのがベストの選択かと思います。