今回はけっこうテクニカルなお話しです。
TOEFLのWritingでもっとも大切なのは、
raterに、さーっと読ませること、
です。
途中でつっかえたり、なんだこれは?と思わせたりするのは、非常に心証を悪くします。
さーっと目を通せる
これが最高です。
そのためには、誤解を引き起こさないことを意識しないといけません。
みなさんだって、英文解釈をしているときに、
「あれ?このunder the treeはどうしてこの語を修飾するんですか?この動詞を修飾してもよいと思うのですが?」
とか先生に質問したことがあると思います。
そのときに、本当に2つの可能性があるとなると、同じことをraterも考えているわけです。決してよいスコアを期待できないと思いませんか?
そのための解決策が2つあります。
① 修飾関係をいつも明確にすること。
そのためには、in many waysとかそういう副詞句を、いつも文の最後に置く、とかそういう「四角いあたま」で英文を書かないようにしなければなりません。そうすることで、いろんな誤解を生むおそれがある、という想像力が必要です。副詞句なんだから、文のどこにおいてもいいので、それは「修飾関係が最も明確になる場所」においてくれ、ということでもあるわけです。
② 1文を短くする。
①のような修飾関係での問題が起こるのは、文を長くするからです。1文の中にいろんなアイデアを詰め込んでしまうんですね。そうではなくて、1文で述べるアイデアは一つにしておくとよいです。そうすると、修飾云々の問題がなくなります。修飾される場所が一義的に決まるからです。
TOEFLともなると、多くの受験生が、文法的に正しい英文を書けます。
けれど、文法的に正しい=誤解なくサクサク読める、ということではないので、いつも、「相手を思いやる気持ちをもって、想像力豊かに、誤解を回避しながら、効果的な文を書く」ということが必要になってきます。
そんなお話しを例を挙げながら、動画でしました。
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