誤解を与えない英文を書く意識を持とう | しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

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TOEFLの全てを、TOEFL準備をしている全ての人に、「留学のための しけんや英語塾」主宰のTOEFL受験コンサルタント 四軒家忍が語ります。本格的にTOEFLを教え始めて、20年ほどになります。全ての経験と知識を書いていきます。

今回はけっこうテクニカルなお話しです。

 

TOEFLのWritingでもっとも大切なのは、

 

raterに、さーっと読ませること、

 

です。

 

途中でつっかえたり、なんだこれは?と思わせたりするのは、非常に心証を悪くします。

 

さーっと目を通せる

 

これが最高です。

 

そのためには、誤解を引き起こさないことを意識しないといけません。

 

みなさんだって、英文解釈をしているときに、

 

「あれ?このunder the treeはどうしてこの語を修飾するんですか?この動詞を修飾してもよいと思うのですが?」

 

とか先生に質問したことがあると思います。

 

そのときに、本当に2つの可能性があるとなると、同じことをraterも考えているわけです。決してよいスコアを期待できないと思いませんか?

 

そのための解決策が2つあります。

 

① 修飾関係をいつも明確にすること。

そのためには、in many waysとかそういう副詞句を、いつも文の最後に置く、とかそういう「四角いあたま」で英文を書かないようにしなければなりません。そうすることで、いろんな誤解を生むおそれがある、という想像力が必要です。副詞句なんだから、文のどこにおいてもいいので、それは「修飾関係が最も明確になる場所」においてくれ、ということでもあるわけです。

 

② 1文を短くする。

①のような修飾関係での問題が起こるのは、文を長くするからです。1文の中にいろんなアイデアを詰め込んでしまうんですね。そうではなくて、1文で述べるアイデアは一つにしておくとよいです。そうすると、修飾云々の問題がなくなります。修飾される場所が一義的に決まるからです。

 

TOEFLともなると、多くの受験生が、文法的に正しい英文を書けます。

けれど、文法的に正しい=誤解なくサクサク読める、ということではないので、いつも、「相手を思いやる気持ちをもって、想像力豊かに、誤解を回避しながら、効果的な文を書く」ということが必要になってきます。

 

そんなお話しを例を挙げながら、動画でしました。

 

 

 

 

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