先週の土曜日は、オンラインサロンの月例懇親会をしていました。
英語についていろんなお話しをすることになりましたが、その中で、
今後、テクノロジーの発達で、諸言語が即座に翻訳できるようになっても、英語教育って(TOEFLって)あり続けるのでしょうか?
というご質問がありました。
これはひとえに、
国家の言語政策の問題ですね。
だって、これだけスマホやパソコンや電卓が普及しきっているのに、まだ、小学校の算数の教科書には、
そろばん
が載っているんですね。
政府の教育政策でしかありません。それがいいとか悪いとか、時代遅れとか、指を動かして知能を促進させるとか、是非はありますが、だからこそ、国家が、これをやる、と決めたからやっているだけですよね。(そろばん黒帯のわたしから見ると、まったく実用的な意義は感じないのですけど。)
だから、英語についても同じようなことなんだろうなと。
英語の先生は、その意味で、国家政策に翻弄されることになりますね。
で、TOEFLは?となりますが、
個人的には、wearableがもっともっと発達した時点で、もうテストは成立しにくくなるんじゃないかと。
今でも、会場受験ではメガネを外して試験官にチェックをうけないといけないですよね。
これが、たとえば、金歯みたいに、歯に埋め込んだAIで、自分が話すことばが自然と英日に翻訳されるような技術が普通になってきたら、テストが成立しないですよね。
で、それでも、TOEFLのスコアを要求するべきか(でその「金歯」はどうなるのか?)は、ひとえにETSの判断、あるいは、各大学の判断になりますね。
え?先生、仕事なくならないんですか?
とご心配をいただきましたが、
それはなくなるかもしれませんし、なくならないかもしれません。
それでいいです笑。
そうした激動を生きていることがエキサイティングなことなんです。
(でも、そろばん塾が、いまだにある、というのは、ちょっと示唆的で、そういう技術が広まっても、それでも英語を学ぶ奇特な方が何人かいらっしゃるのだろう、と楽観してはおります。)
みなさんは、テクノロジーとTOEFL、どうお考えですか?
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