「手術室」を非母語話者はどう言えばよいか(正確な発音のお話し) | しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

TOEFLの全てを、TOEFL準備をしている全ての人に、「留学のための しけんや英語塾」主宰のTOEFL受験コンサルタント 四軒家忍が語ります。本格的にTOEFLを教え始めて、20年ほどになります。全ての経験と知識を書いていきます。

こんにちは。

TOEFL専門しけんや英語塾のブログになります。いつも、TOEFLに関連した内容のお話しをして、TOEFL受験のお役に立てればと思っております。

しけんや英語塾では、通信講座とオンライン指導をミックスしたTOEFL対策コースを提供しています。また、当塾ではオンラインサロンも運営しております。ウエブサイトからいつからでも入会いただけます。退会も簡単にできますので、関心ありましたらお気軽にお立ちよりください。

 

音声でも配信しています。

 

 

 

突然ですが、

 

involuntarily (無意識に)

 

の発音はできますか。

 

ta

 

のところにアクセントがある、という時点で、「あ、間違えた」という受験生も多いと思います。

 

 

また、

 

ta

 

のところがアクセントである、ということがわかっても、

 

 

いんぼらんりりー

 

と読んでしまう受験生もいらっしゃると思います。

 

英語は、日本語のように、高低のピッチ的なアクセントではなくて、強いところは「長く」発音するんですね。

もう少し言えば、長く言えさえすれば、そんなに大きなでなくてもよいということです。

 

特にこのように長い語の場合には、いろんな場所にアクセントを置いて、聞いただけではどこがアクセントなのか微妙な感じにする、というくらいがちょうどよいです。

 

これを

 

むにゃむにゃ(ことばにできないので具体的には音声配信を聞いてください)と言ってしまうのは、なくはないかもしれません。

 

たとえば、日本語でも、

 

「手術室」

 

って難しいですよね。

 

だから母語話者(はい、わたしたちです)は、

 

しゅっしつ

 

みたいにして、なんとかごまかしますよね。

 

でも、これは、他の部分も、すらすら言えている母語話者にだけ与えられた特権ですから、これを

非母語話者が、しかも「テスト」で、そのうえ「スピーキングの」テストで、

 

しゅっしつ

 

で切り抜けるのは、厳しいかもしれません。(他の部分がそのノリでは話せていないので。)

 

わたしたちが英語を発するときには、すらすらいえなくてもいいので、

 

アクセントの位置を明確にする

アクセントのある母音は長めに言う

他の母音も明確に音を出す(「あいまい母音」も、決して「あいまい」ではない)

という気持ちで言うと、よいかと思います。

 

明確に言えると、ゆっくり話すことにも自信が出てくると思いますし、ゆっくり話せるから、文法的にも、もっと正確に文を作ることができていくし、誤りも訂正しながら話せるし、相手にもしっかり伝わるので、いいことばかりです。

 

しゅ じゅつ しつ

 

と明確に言いましょう。