【伊勢志摩サミット】歓迎ムード高まる広島で「オバマ訪問反対」?デモ隊が行進
「オバマの広島訪問反対!」「被爆地を利用するな!」-。翌日にオバマ米大統領の訪問を控えた広島市の平和記念公園で26日夕、デモ隊のシュプレヒコールがこだました。
原爆の威力を今に伝える原爆ドームの前に午後6時半、のぼりを手にした数十人の男女が集まった。デモ隊は先頭に「オバマ広島訪問反対」の横断幕を掲げ、拡声器で呼びかけながら行進を始めた。
「サミットは戦争回帰だ」「今すぐ全ての戦争をやめろ」「全ての基地を今すぐ返せ」「沖縄とともに今すぐ戦うぞ」
デモ隊は待ち構えていた100人以上の警官隊と接触。「道を開けろ」と迫るなど小競り合いになったが、数分のにらみ合いの後、デモ隊は横道へそれていった。
主催した「被爆71周年8・6ヒロシマ大行動実行委員会」共同代表の女性(60)=セイブ・ザ・イラクチルドレン広島代表=は「オバマ大統領は本気で核廃絶する気はない。慰霊を済ませたことで免罪符を得たいだけだ」と主張。
オバマ氏は核廃絶を宣言し、2009年にノーベル平和賞を受賞しているが、共同代表の女性は「ポーズだけで核兵器の発射ボタンは常に握っている。覇権主義の米大統領である時点で信用できない」と述べた。。(産経新聞 2016.5.27 Am5:00)