足りない外貨準備高
中国の外貨準備高3.7兆ドルのうち、2.5兆ドルは所在不明になっています。
日本が保有する外貨(ドル)の98%は米国債購入に当てられ、残りの2%はODAなどで運用されている。
日本の外貨準備は1兆2453億ドルで、米国債保有高は1兆2244億ドルなので、全額米国債を買ったと言える。
中国の外貨準備がどこにあるのかをチェックしてみよう。
中国の外貨準備高は15年3月末に3兆7300億ドルで、米国債保有残高は1兆2237億ドルだった。
金の準備高約592億ドルを足してもまだ、約2兆5660億ドル不足しているのです。
中国政府は外貨準備高の内訳を、明らかにしていません。
中国はアジアやアフリカ、豪州、中東などで資源投資を行ったが、資源暴落ですべて失敗しました。
それぞれが数兆円は掛かるので、最悪の場合、こうした資源開発に失敗して消えた可能性があります。
こうした資源投資にかなりの金額をつぎ込んだとしても、300兆円は使いきれる金額ではありません。
中国の外貨準備高3.7兆ドルのうち半分の1.7兆ドル(約200兆円)程度は、存在しない可能性が高い。
外貨準備が足りないと、中国全体のバランスシートが変わってきます。
資産マイナスの借金大国
中国の対外純資産は約100兆円超で、内訳は対外資産約400兆円、対外債務が約300兆円とされている。
300兆円の借金があるのは意外ですが、外国企業や国が中国に投資すると「債務」なのでこんなものでしょう。
逆に中国が外国に投資すれば中国の資産に含められます。
中国の外貨準備高200兆円が「実は持っていない」となったら、とんでもない事が起きるのに気づきます。
中国の純資産は100兆円「プラス」から100兆円「マイナス」に変わります。
これを裏付ける決定的な証拠が、実はあるのです。
先ほど「外貨準備は為替介入で発生する」と書きましたが、経常黒字で輸出が多くなりすぎたので、介入する訳です。
対外純資産が外貨準備より多くなるのが当たり前で、中国のように純資産が準備高の1/3などというのはおかしい。
これはお金が無いのに借金して外貨を買っている状態を示しているのです。
日本は対外純資産400兆円以上あり、そのうち150兆円を外貨準備として保有しています。
中国は対外純資産100兆円で、外貨準備400兆円なので、経済的にありえない状況だと指摘されている。
「何で借金してまで外貨を保有するんだよ」という事で、資産マイナスの人が借金して定期預金を持ってるような状態です。
中国が何をやっているのか誰も説明できないし、外貨準備は嘘だと思います。
「中国は外貨が余っている」どころか金欠病でお金を借りまくっている。
持ってると主張している400兆円は、誰も見た事がなく、どこに在るのか説明出来ない。
◎フルシチョフ時代のソ連と中国習政権の類似点
・米国との全面対決を避けたい本音:フルシチョフは全面戦争になれば自国を含めた世界の破滅になると認識し、緊張緩和を提唱しました。中国習政権も現時点での米国との全面対決は望んでおらず、太平洋を二分割する新型大国関係を構築した上での“平和共存”を繰り返し主張しています。
・軍事力を誇示:フルシチョフが軍事パレードに社会主義国の首脳を集めて勢力を誇示したのと同様に、習政権も従来は10年毎の建国記念日に行われていた軍事パレード(中華人民共和国建国は1949年、前回の軍事パレードは2009年)をわざわざ抗日戦争勝利70年として2015年に行いました。この際、親中国諸国首脳を招聘し、米国の機動艦隊(つまり空母)の接近を阻止するための長距離対艦ミサイルなどの最新兵器を誇示しました。
・融和的な米大統領:フルシチョフは米ソ首脳会談でのアイゼンハワー大統領について「アイゼンハワーは事あるごとにダレスの助言がないと返答出来ない」と述べています。また、ケネディ大統領はベトナムへの介入拡大に否定的でしたし、キューバ危機に際して米国軍部にあった先制核攻撃論を排してソ連と交渉を進めました。一方、現在の米国大統領のオバマ氏はノーベル平和賞受賞者で、対中姿勢が融和的なだけでなくシリア、イラク、イラン、キューバでも終始軍事的な対立を極力避けてきたように見受けられます。
・周辺国外交の失敗:フルシチョフ時代にソ連は中国、北朝鮮との関係が悪化しただけでなく、日本との関係改善も進みませんでした。一方の中国は、韓国取り込みに成功し、ロシアとは友好的な関係を維持しています。しかし、北朝鮮との関係は疎遠になり、領土問題での対立激化からベトナム、フィリピン、日本との関係は極めて悪化、その他多くの周辺国の対中警戒論を強める結果になっています。
・米国覇権への露骨な挑戦:フルシチョフは米国のトルコへのミサイル配備やベルリンでの対立を背景に、キューバへのミサイル配備を決め、それがキューバ危機を引き起こしました。中国は南シナ海で軍事基地建設を進め、米国政府機関や民間企業へのサイバー攻撃、AIIB設立によって米国の覇権に挑戦しているようにみえます。
・他国の最先端技術に依存:ソ連は第二次大戦後にナチスドイツのV2ロケット技術者をソ連に連行して宇宙・ミサイル技術の開発を進めました。中国は、西側先進国の先進軍事・民間技術を技術移転や産業誘致、場合によっては産業スパイやサイバー攻撃といったやり方で獲得してきたようです。
・独断的で振幅が大きい施策:フルシチョフは緊張緩和を訴えながら、キューバ危機のように独断的な瀬戸際外交を行いました。現在の中国も「覇権を求めず、新興国を支援する」としながら、周辺国への圧迫を続け、株式市場への介入を強化し、突然人民元を切り下げています。
・プロパガンダと実態のギャップ:人類初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げ成功によってソ連が大陸間弾道ミサイル技術を確立し、軍事的に米国を凌駕したと考えられていました。しかし当時はソ連のミサイルは信頼性が低く、保有数もその時点ではそれほど多くは無かったようです。同様に中国は経済力で米国に急速に追いつきつつあり、世界の成長を支えてきたと喧伝されています。しかし、中国は基幹技術や部品を米国とその同盟国に未だに依存しています。また、経済統計の信頼性が低く、既に不動産バブルなどが崩壊しているようです。
一方、両者には異なる点ももちろんあります。スターリン批判を行い秘密主義・粛清をしなかったとされるフルシチョフとは異なり、習主席は毛沢東を礼賛しているようで、現在も権力闘争の最中という見方があります。また、フルシチョフ時代のソ連は生産性向上によって経済成長率が高まっていますが、習政権下の中国では経済成長が鈍化してきています。
ソ連のミサイル技術がフルシチョフ時代には実際には脅威ではなかったように、中国の経済力の象徴とされることがある外貨準備高が、実際には張子の虎であるようです。
大借金をして軍事力を急速に高め南シナ海に国際法違反の要塞まで建設中の中国、日本を抜いたと安倍政権へのパッシングがあったようにあの頃からの誤算の賜物か世界覇権計画への勇み足なのか!!今後も見栄張りな異常政権への不安と注意は続きそうです。
