カウンセリングの中で、
これまでの病歴や家族のことについて、改めて聞かれる時間があった。
病歴について話そうとすると、
どこから話せばいいのか分からなくなることがある。
思い出そうとしても途中で止まってしまったり、
うまく言葉が出てこなかったりして、
自分でも少し戸惑っていた。
その後、家族についても質問があった。
両親だけではなく、
祖父母の世代についても聞かれて、少し驚いた。
「そこまで関係があるのかな」と思ったことも覚えている。
なぜそこまでさかのぼって聞かれるのか、よく分からなかった。
でも、あとになってノートを見返したとき、
「家族歴と病歴を多角的に見る」
と、メモしていた言葉が残っていた。
その意味が少しずつ見えてきたのは、
ずいぶん後になってから。
気づくまでには、10年以上かかっている。
今もまだ、整理の途中。
すぐに答えが出るものではないのかもしれないけれど、
少しずつ振り返りながら、
自分なりに向き合っている。