インターネットに接続しサイトのチェック。
さて、お仕事でもしようかと思ったとたん、回線が切れる ummmm
おわ!! あれ? 圏外になっている・・・
確かにこのマンションは電波の入りが悪いので、工事の影響か何かで電波の入りが悪くなったのか???
しばらく悩み、ルーターを持って外に出て、電波の入る場所を検索する。
う~ん ドアの前までなら何とか電波が入る・・・ このままドアに張り付けて中継器をかまそうかと思っていましたが、面倒くさくなりそのまま食事にTV休憩。
しばらくしていたら何とか繋がりました。
どうも原因はコレみたいでした。
イー・モバイルの通信障害、「人的操作ミス」と「ソフトウェアの不具合」が原因
RBB TODAY 9月6日(木)18時49分配信
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イー・アクセスの発表(完報) |
イー・アクセスは6日、イー・モバイルネットワークにおいて5日の夜に発生していた通信障害について、「人的操作ミス」と「ソフトウェアの不具合」が重なったことが原因であると発表した。
最近こういう手のトラブルが多いですね。
強烈なのはファーストサーバーのデータ消失事件が記憶に新しいと思います。
さて、この記事の中で特に気になる文言はといえば・・・・ 「人的操作ミス」 です。
大体がコンピュータなり通信システムなり正常に稼働しているシステムに何らかの変更を加えるときというのは、テストにテストを重ねて 問題が無いという前提で行う事が普通です。
ソフトウェアの不具合というのも、正常に動いている場合は問題ありませんが 正常では無いとき、いわゆるトラブルが発生しても回避する事も考慮して作るのですが、そのテストケースに不備な事が多いのです。
というのもトラブルのパターンをすべて押さえる事は不可能に近いので、ある程度想定内で実行する場合がほとんどです。
そこで、クローズアップされるのが 「人的操作ミス」 です。
これは正直、想定範囲外になっちゃいます。
アルファベット一文字間違えても、コンピュータは動作してくれませんので それがわからない、確認しないまま作業を進めると とんでもない事になる事も多々あります。
たとえばファーストサーバのデータ消失のレポート を読みましたが、マニュアルに従わなかったという規則違反、コマンドの記述ミス が重なり多大な影響を与えたというものです。
人的操作ミスを防ぐにはどのようにすればいいのか? 考察してみます。
1.決められたルールを徹底的に守らせる。
当たり前の事のようですが、これをやらない事によるミスが大半です。これは個人のモラルの問題と片付けてはいけません。徹底した社員規律を守らせる事です。
組織というのは、少しタガが外れると全体が緩んでくるものなのです。たとえば遅刻(出社、会議への出席、客先訪問)などは、管理者が率先して「するな!!」と言われるのはこれに起因するものなのです。
2.単独行動はさせない。合議制をとること
これは経費的に難しい場合が有るのですが、効果はすぐに挙がります。
たとえば人間にミスが0.1%の確率で起こる場合、二人居たとすれば 同時にミスをする確率は 0.0001%という数字になります。 1/1000が1/1000000になる訳です。
注意点としては、その二人に同じ事をさせる事です。いわゆる承認制でなく合議制をとることです。
やったか? そうか判った ポン! では駄目で同じ確認作業をする事で事故確率は減ります。
3.モチベーションの維持を図る事。
これは一概に述べることは難しいと思います。 モチベーションが低い事は作業効率や確認事項がいい加減になったりするので論外ですが、モチベーションが高い場合でも、いわゆる 勇み足 と言われるような失敗を犯す場合もあるからです。
この場合モチベーションの方向性というものを考えないといけないと思います。 いわゆる規則を守る、きちんとこなす事が 新しい事をする、効率向上、利益拡大より軽んじられるという事を避けなければいけません。
これは事故を起こし、負の遺産を抱えたらどれぐらい会社の損失になるか?自分の不利益になるか?をきちんと教育しないといけません。
マズローの人間欲求説 というものが有ります。 これはまた別の機会に説明するとして、この中で人間は衣食住が足りたら自尊心や認められたいそして創造するなど自己実現の行動を順に取っていきます。
決まった事をきちんとする というのは自己実現とは相反する までは行きませんがかなり阻害される要因である事は間違いありません。 この辺りは別の何かで自己実現を昇華させる必要が有ります。 たとえば連続無事故記録○○日と表示し日々更新していく・・・・詰まるところ無事故が当然の処を 目標に変換させていくという上手い手法だと思います・・・このような事をすべきだと考えます。
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人間相手という事で難しいと思いますが、自分自身を振り返ってみてください。
コンピュータだけでなく、いろんな商売で潜在的に危険が付きまとっています。 トラブルが起きる前に・・・・
失敗、事故に関して色々な書籍が有ります。
特にどれが良いと書きませんが、いちど目を通すのも良いかもしれません。
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