雪解け後のアボカドの様子 | アボカドと果樹のブログ

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-アボカドなどの熱帯系果樹を趣味で育てています-

寒波による積雪の後、シリーズ第3弾です。

 

今回はアボカドの様子を報告します。1月25日~26日にかけて当地域の最低気温は-2.5℃前後となっていました。気温そのものは数年に一度レベルの低温でしたが、この地域では過去一番の大雪となりました。

 

 

 

ますはメキシコーラです。

さすが、耐寒性最強のグループに属する品種です。当然のノーダメージです。

 

 

 

そしてメキシコン(メキシコーラ と ベーコンの交配実生)もノーダメージでした。

さすが寒さに強い2品種の実生だけはあるなぁ…蕾が見えるのであとは結実するのみ( ´艸`)

 

 

 

次はピンカートンです。

こちらはダメージがありました。個体差がありますが被害率10~30%といったところです。枝・幹の被害はありませんが、葉(とくに雪が積もった上部)に影響があります。

当然、咲いていた花もご覧のとおり…(-_-;)

今年ピンカートンにカクテルツリーとして追加で接ぎ木していたズタノは、枝先の花芽が枯れました。葉はダメージがないけど、花芽の方は寒さに強くないようです。

 

 

 

次はunknown(実生系)です。こちらは思いっきり雪に埋もれていましたが、被害がなく安心しました。アボカドは耐えられる低温を下回ると一気に痛むイメージですが、今回の雪と低温ではまだ大丈夫な感じです。

 

 

 

最後はベーコンです。

寒さに強い品種(耐寒温度-4℃)です。今回の寒波くらいは余裕で耐えますね。この品種の凄いところは真夏も真冬も見た目が同じところです。カタログ値ではベーコンより耐寒性の高いメキシコーラ(―6℃)ですら冬場に葉が少し垂れ下がりますが、こちらはほとんど変化がないです。

花芽も全く枯れていません。

雪が積もった姿を見た直後は『今年の収穫、絶望的やぁ~!!』って叫びましたが、意外に大丈夫!?ホッとしました(^^)