3日前の雪に埋もれた果樹、ジャボチカバのその後の様子です。
今ではすっかり雪は溶けてなくなりましたが、基本的に果樹はすべて露地栽培なので雨にも風にも耐えています。今回はじめて雪に遭遇したジャボチカバ、反応はいかに!?
ジャボチカバ中葉種です。今日は朝から晴れて気持ち良かったです~
中葉種は比較的耐寒性が高く、寒さに強い小葉種にやや劣る程度と言われています。葉が赤く変色していますが枯れているというわけではないです。低温で葉先が少し焼けかかっていますが、落葉するほどのダメージは負っていません。
つぎは大葉四季生り種です。
大葉四季生り種はジャボチカバの中でも耐寒性が低い(-2℃程度)と言われています。今回の寒波の期間中、園地での最低気温は実測値-2.6℃になっていましたが、枯れてしまうという状況ではないです。(過去にも何度か同程度の低温に遭遇しています)
この木はおよそ8年生、露地に植えて4年経過しているのでそれなりに強くなっているのだと思われます。
この個体が比較的低温に強いのかわかりませんが、流通しているジャボチカバ苗は実生からのものがほとんどなので、耐寒性については個体差があるのでは?と考えています。
葉は雪(低温)の影響でかなり傷んでいますが、本体はまだ問題がない状態です。
最後にジャボチカバ小葉種です。
一般的に耐寒性は 小葉種 > 中葉種 > 大葉四季生り と言われていますが、今回の積雪後の状態を確認しても間違いないと感じました。
多少の変色はありますが、しっかりとした緑葉を維持して現段階では健全といったところです。画像では伝わりきらないかもしれませんが、耐寒性の違いは3種間でしっかりあるという印象です。
小葉種、中葉種はまだ収穫に至っていないので、はやく食べ比べをやってみたいです(^^)