平年では開花期の早いピンカートンなどの品種は開花がはじまる頃ですが、全体的に今年は
のんびり開花になりそうです。
受粉成功のためには外気温の上昇と天候の安定も重要になってくるため、開花はゆっくりな
方が都合がいいと思っています。これからの開花を控えるアボカドの様子を紹介します。
メキシコーラです。着果過多から樹勢回復し元気いっぱいです。
べーコンです。こちらも耐寒性良好で元気があります。
メキシコーラ×ベーコンの実生です。発芽後3回目の春です。前回の春にも開花
しましたが、今年も遠慮がちですが蕾があがってきました。
両親にあたる上の2品種とも見た目が違う印象ですね。樹高も2mくらいになりました(^^)
エッティンガーです。この品種は開花に向けての動き出しが遅いようですが、ここからの
展開は速いです。花はハチに好まれるようでミツバチや冬眠明けのオオスズメバチがたくさん
飛来します。木の周辺ではすごい羽の音が…(^^;)
ピンカートンです。平年だと開花がはじまっていても不思議ではないのですが、寒波の
影響で成長の早かった花芽が枯れたため残り組はのんびりしています。
ハスです。もともと開花はゆっくりしている品種なのでこれからですね。
ズタノです。育てている中では、このズタノとピンカートンの開花が早いです。まだ結実した
ことがないので、そろそろどうかな…?
メキシコーラ・グランデです。露地植え2年の若い木です。
収穫するほど大きく育ったピンカートンが寒波でずいぶん痛んだのに、純メキシコ系の品種は
ダメージが全くありませんでした。
いくら木が育って多少の耐寒性を獲得しても、アボカドの系統の差は超えられないようですね。
Unknown(ハス実生) 蕾が大きく花数も多いのが特徴です。