今年はアボカドの被害が大きな冬となってしまいました。特に耐寒性が高いとはいえない
ピンカートンは花芽が低温によりカリカリに枯れてしまいました…(-_-;)
今回は寒害を受けたアボカド・ピンカートンのその後の様子を報告したいと思います。
系統により耐寒性の違いが大きいアボカドですが、ピンカートンはグアテマラ系の交雑種
のため、国内(本州)で露地栽培するには耐寒性に余裕がありません。
以前もお伝えしましたが、寒さの厳しい年にはこのように花芽・蕾から被害を受けることに
なります。
枝葉より花芽の方が寒さに弱いという実態は、果実生産を目的とする場合は大きな問題に
なってしまいます。
困ったことにピンカートンは開花時期がベーコン・ハスなどより早く、より寒害にさらされる
リスクが高いという現実があります。
困った…(^^;)
あかんやん。致命的な問題やんそれ。と思われますが…
じつは…
ん!?枝になんか小さなカリフラワーが!?
そうです。蕾がワサワサとまるでジャボチカバのように直接枝から追加で出てきました。
ピンカートンは数撃ちゃ当たるを地でいく品種のようです。
素晴らしい(^^)