室橋 祐貴 著 光文社新書
日本はようやく18歳選挙権けれども世界は16歳に引き下げる動きが広がりつつある。
世界の被選挙権(立候補する権利)は。日本は地方議員で25歳 衆議院議員25歳 参議院は30歳
おっさん まだしもじいさんが幅を利かす場に若者が興味関心がもてるか。
フィンランド34歳で首相 サンナマリン 北欧の政治家の平均年齢は低い
ドイツ連邦議会 議会3人に1人が40歳未満 平均年齢47,3歳 最年少は23歳現役の大学生
スウェーデン30歳未満の国会議員 12.32%
日本の学校の現状
「人権無視うむ憲法より校則」
日本こどもの権利条約1994年に世界で158番目に批准
意見表明権 こどもたちの最善の利益のために 余暇レクリェーションの権利など
21世紀に本では管理教育の強化
トップダウンで物事を決める。校長の権限強化ー職員会議の形骸化ー
※それでも意見を言い続けること。これが一番大事
そして具体的な子どもたちになる取り組み原案を提案すること。ー分掌で。
2006年教育基本法改悪 「国を愛する」「規律を重んじる」
「ゼロトレランス」「スタンダード」が幅をきかす。
学校内でこどもの権利を制約することを裁判所も容認。
それでいいのか?
日本の学校は民主主義国家のなかでは特異!
「学校なんて行きたくない」不登校ー文科省によると令和4年度の小中学校の不登校生の人数は299048人、児童生徒1000人当たりの不登校児童生徒数は31.7人となり年々増加しています。
・こどもの自殺が急増ー 2022年に自殺した小中学生と高校生は512人(暫定値)となり、初めて500人を超えて統計のある1980年以来、過去最多になった。近年、子どもの自殺は増加傾向にあり、問題が深刻化している
自殺の少ない町の予防因子ー徳島県海部町
①ーいろんな人がいてもよい。いろんな人がいた方がいい。ー同町圧力がない。
②地位や学歴、家柄を重視しない。人物本位主義をつらぬく。ー新参者でも、リーダーに抜擢する。
年長者が変に威張らず、年少者であっても、妥当だと思われた
意見は採用される。
③どうせ、自分なんてと考えない。ー主体的に政治に参画する人が多い。
④「病」は市に出せー体調がおかしいとおもったらはやめに言いなさい。そうすれば、この薬が効くよ。おの医者がいいよ。
だのと、周囲が何かしら言うてくれるよ。そのような意味合い。
取り返しのつかない事態に至る前に周囲に相談せよ。
⑤ゆるやかにつながる。ー複数のネットワークもあり、ちょっとした逃げ道や風通しをよくする仕掛けがある。
次回は、「こどもの権利を尊重する海外での取り組み」について