私たちの時間は奪われている。色んなことに時間を奪われていながら、そのことに無自覚である。

あちからも、こっちからも 色んなことに意識が向けられて、振り回されている。

だから私たちは時間を取り戻さなきゃいけない

 

タイパ 自分の時間も相手の時間も大切にするのが「タイパ(タイムパフォーマンス)」だ。

 身体も心もリラックスし、大切な人一緒にゆったりとしたひとときを過ごす。そんな時間が日常の宝物だ。

 同僚も部下もみんなプライベートライフを大切にできるようにお互いの「タイパ」を意識すること。

 

デンマークの人々は「仕事の付き合い」はしない。

仕事は午後4時で終了。そのあとはプライベートタイム。この認識が一般的だからこそ、午後4時以降は、きっかりとプライベートモードに切り替えられる。

お互いのプライベートを大切にするからこそ、仕事の付き合いにダラダラと時間を費やさない。誘われないし、誘わない。

金曜日は早めに帰宅OK。 「午後2時半だけど、部下はもうみんな帰宅している。」部下が先に帰っても気にしない。

 

 

 

生産性が高く、成果をだせるのは、心から仕事に喜びを感じている社員である。心から仕事に喜びを感じるためには、プライベートを犠牲にしてはいけない。プライベートを犠牲にしてしまったら、いつか疲弊して仕事でも成果をだせなくなってしまう。

 

互いのプライベートタイムを大切にできるように、自分もムリをせず、相手にもムリをさせないようにする。

 

午後〇時までに退勤する

デンマーク人は、午後3時過ぎると帰宅モードに入る。朝出勤して、午後2時~4時という「終わり」を意識して一日の時間の使い方を考える。「終わり」が決まっているから、その時間までに終わらせる方法を考える。

週37時間労働ーフレックスタイム制 始業時間と終了時刻を自分で決めてよい。

 

※こんなことはとても無理やわ。と感じられるかもしれません。けど、私が若い頃、やはり忙しく若さに任せて長く職場にいることがありました。そんなとき管理職はたいてい6時頃にはいなくなるのですが、テスト期間や何もないときは「さっさと帰って自分のやりたいことをりなさい」また夏休みなども「自宅研修」が認められ、届を出せばさまざまな研修などに行くことができました。また日頃の超過勤務を穴埋めすることはできませんが、夏休みは部活動や研修以外はあまり学校に来ることは強制されませんでした。ある意味フレックスタイム的な側面もあったのかもしれません。