6年前の新聞投稿です。 52年前 アメリカ施政化におかれていた沖縄が日本に返還されました。

 

沖縄は琉球王国の時代 このように謳われていた

「琉球国は南海の勝地にして
  三韓の秀を鍾(あつ)め、大明を以て輔車(ほしゃ)となし、
  日域を以て唇歯(しんし)となして、
  此の二つの中間にありて湧出せる蓬莱(ほうらい)島なり
  舟楫(しゅうしゅう)を以て万国の津梁(しんりょう)となし、・・・」

 意味は、「琉球王国は、南海のすばらしい地であり、中国・朝鮮国、日本の各国と親密な関係を持ち、これらの国の中間に位置する大地から出現したあこがれの島である。船で各国へ渡り、万国の架け橋となり・・・・」

 

いま、沖縄を含む南西諸島は 台湾有事  対中危機を 自民党政権が煽り立て この万国津梁とは全く異なる風景が

つくられようとしている。

 

台湾有事  対中戦略 この危機を煽りたて、防衛費増額そしてに南西諸島に自衛隊配備し、日米で共同軍事演習をすすめようとする企み。

誰のために島を守る 島々で進む自衛隊強化 住民の視点で変化を見つめる (qab.co.jp)

ミサイル配備に揺れる石垣島 「頭から離れない」住民の不安|TBS NEWS DIG (youtube.com)

 

 

なぜ、日本という国が独立国であるのに、沖縄県は日本の沖縄県であるのに 米軍基地がおかれることに対して

日本国を愛する人々は 「おかしいじゃないか」「許せない」と怒りをあらわにしないのか。

 

本当にいざとなったら アメリカはが日本を守ってくれると思っているのか。第二次世界大戦以後 世界のあちこちで

「正義」をふりかざして戦争をおこなったのがアメリカである。朝鮮半島でもベトナムでもイラクでも…湾岸戦争でも

ロシアウクライナの戦争も後ろで操っているという疑いも濃厚である。

 

その野蛮で軍事にものを言わせて「世界の警察」を叫ぶアメリカを私たちは信じていいのか。

 

私たちは今の沖縄の現実をみてみぬふりをしていいのか。

私たちのなすべきことは沖縄が「万国津梁」、アジアの架け橋となるべき 声をあげることではないのか。