明日5月15日  京都では葵祭がおこなわれる。

明日、昨年に引き続いて  「路頭の儀」に参加せてもせらいます。昨年は花笠の左  傘をもって歩いている僕。

 

 

 

 

紫式部が記した「源氏物語」にも描かれた祭

平安時代の女流文学『源氏物語』や『枕草子』にも登場した葵祭(賀茂祭)は、上賀茂神社と下鴨神社の例祭で、優雅な王朝風俗の行列で知られています。
その昔、6世紀半ばに起こった飢饉をきっかけに欽明天皇によって始められました。
祭の名は、御所車、勅使、供奉者の衣冠など、全てを葵の葉で飾ったことに由来します。

祭の見どころは、天皇からの使者・勅使が上賀茂、下鴨の両神社に参向する道中の「路頭の儀」。
近衛使(勅使代)をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、いにしえの姿そのままに、馬36頭、牛4頭、500余名の行列が京都御所建礼門前より出発し、王朝絵巻さながらに行われ、祇園祭、時代祭とともに京の三大祭に数えられています。

◆名前の由来

 祭の当日(5月15日)、内裏神殿の御簾(みす)をはじめ、御所車(牛車)、勅使・供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべてに葵鬘(あおいかずら)を飾ったことからきている。使用される葵はフタバアオイで、葵鬘は葵(あおい)を桂(かつら)の枝に絡ませた髪飾り。諸葛(もろかずら)あるいは葵桂(あおいかつら、きっけい)とも呼ぶ。

◆祭りの特徴

 装束の着付け、調度など平安期の文物風俗を忠実に保っている。本来、勅使が下鴨、上賀茂両神社で天皇の祝詞を読み上げ、お供えを届けるのが目的の祭り。行列は路頭の儀といい、長さ約1キロにも及ぶ。行列が上賀茂神社、下鴨神社に到着すると、勅使の御祭文の奉納、東遊の舞の奉納など社頭の儀が神前で行われる。

 

 

路頭の儀の行列は、大きく本列と斎王代列に分かれており、順番は下記の通りです。

  1. 本列:第一列(検非違使志・検非違使尉・山城使)
  2. 本列:第二列(御幣櫃・内蔵寮史生・御馬2頭雨覆・馬寮使・牛車)
  3. 本列:第三列(舞人・替馬)
  4. 本列:第四列(陪従・内蔵使・近衛使代・牽馬)
  5. 斎王代列(命婦→女嬬→斎王代→騎女(むなのりおんな)→蔵人所陪従→牛車→釆女)
たぶん僕は第三列か第四列の「白丁」役で行列に参加します。

【葵祭ルート・マップ】

葵祭の時代行列は京都御所(京都御苑)を出発し、下鴨神社・上賀茂神社の順に巡行します。時代行列は午前中に京都御所(京都御苑)から下鴨神社に向かい、その後神事が行われます。午後に下鴨神社から上賀茂神社に向かい、その後神事が行われます。

●午前のタイムテーブル・・・京都御所(10:30出発)→堺町御門→丸太町通(11:00頃)→河原町通→下鴨神社(11:40頃到着)
●午後のタイムテーブル・・・下鴨神社(14:20出発)→下鴨本通→洛北高校前(14:40頃)→北大路通→北大路橋(14:55頃)→賀茂川堤→上賀茂神社(15:30頃到着)
葵祭路頭の儀

さてさて  3月に肉離れ。ようやく歩けるようになりましたが。8㌔どないなることやら。
暑そうやけどね。がんばります。